紛失防止タグとは?忘れ物、なくしものが多い人に必見の最新のIoTタグ
スマホ、財布、鍵、定期入れなどの貴重品をなくしたことがある人は多いと思います。
なくし物が多い人はとくに無駄な出費や余計な手間が増えてしまい困っているのではないでしょうか。
そんな紛失を防止して、なくした時も発見しやすくしてくれる便利な「紛失防止タグ」というアイテムがあります。
紛失防止タグはスマホや財布などに簡単に取り付けて使うことができるタグです。
ここでは紛失防止タグについて用途や仕組み、どんな人に向いているかをご紹介します。
忘れ物やなくし物を防止することができて、いろいろな用途があるので、気になる人はぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
■関連記事:忘れ物を防止する方法13選|明日からできる忘れ物防止
目次[非表示]
- 1.紛失防止タグとは?
- 2.紛失防止タグの用途
- 2.1.スマホや財布などの貴重品の紛失を防ぐ
- 2.2.会社のパソコンなどの紛失防止や管理に
- 2.3.迷子札になる
- 2.4.盗難されても追跡できる
- 2.5.物品管理の効率アップ
- 3.紛失防止タグの仕組み
- 4.紛失防止タグはこんな人におすすめ
- 4.1.しょっちゅう物をなくす人
- 4.2.重要な情報を持ち歩く人
- 4.3.大量の物品を管理している人
- 5.紛失防止タグの機能
- 5.1.アイテムファインダー機能
- 5.2.GPS機能
- 5.3.忘れ物防止機能
- 6.紛失防止タグの選び方
- 6.1.有効範囲をチェックする
- 6.2.電池交換の可否や頻度をチェックする
- 6.3.タイプや形をチェックする
- 6.4.防水性能をチェックする
- 7.紛失防止タグを使う際の注意点
- 8.まとめ
- 9.紛失防止タグなら「Mamorio」と法人用「Mamorio Biz」
- 9.1.MAMORIO Bizの製品をご紹介
- 9.1.1.タグ型のMAMORIO S
- 9.1.2.シール型のMAMORIO FUDA
- 9.2.MAMORIO Bizのメリット
- 9.2.1.小さくてコンパクト
- 9.2.2.アプリの通知によって紛失を防止できる
- 9.2.3.法人に合ったサポートが充実
紛失防止タグとは?
紛失防止タグとは、スマホや財布などに取り付けておくことで、なくすのを防ぐことができたり、なくした場合も発見しやすくしてくれるタグです。
物から離れるとスマホに通知で知らせてくれるので紛失するのを防ぐことができます。
なくした場合にはどこにあるかを地図で表示できるので見つけることができます。
紛失防止タグの用途
紛失防止タグはどのようにして使うのか、紛失防止タグの用途についてご紹介します。
紛失防止タグは、アイデア次第でいろいろなことに利用することができます。
スマホや財布などの貴重品の紛失を防ぐ
紛失防止タグはスマホや財布、鍵などの大事な物に取り付けておくと紛失するのを防止できます。
クレジットカードや免許書などのカードにも取り付けることができます。
でかける時に「財布が見つからない!」と慌てることもなくなりますし、また外出先で鍵を落としたりしてもなくさなくて済みます。
なくす前に紛失防止タグを取り付けて対策しておきましょう。
関連記事:会社携帯・スマホの紛失対策|データから見る紛失数・おすすめの紛失防止対策
会社のパソコンなどの紛失防止や管理に
会社のパソコンなどに紛失防止タグを取り付ければ紛失を防止して個人情報漏えいのリスクを減らすことができます。
会社のパソコンやスマホを営業など仕事のために社外へ持ち出して使用することは多くあります。
ですがパソコンの入ったカバンをレストランに置き忘れたりスマホを落としてしまうと、第三者が拾って悪用する可能性があります。
個人情報が大量に保存されている会社の備品を紛失することは、大切な個人情報が漏洩してしまうことにつながります。
落としたらすぐに通知で気づくことができ、物を落とした場所をスマホのGPS機能を使って表示することができます。
GPS機能でどこで落としたのかはっきり特定できるので、小さな媒体であっても安心です。
関連記事:社用パソコンを紛失してしまった時の対応と、今後の紛失を防止するために
迷子札になる
紛失防止タグは物をなくすのを防ぐ他に、子どもの持ち物やペットの首輪に取り付けておけば迷子を防止できます。
災害時にはぐれた時にも見つけやすくなるので防災に役立てるという使い方もできます。
盗難されても追跡できる
バイクや車などの盗難されやすい物に紛失防止タグを取り付けておくと、盗難されても追跡することができます。
盗難のターゲットになりやすく、持ち運ぶことができないような物に取り付けるのにも適しています。
盗まれた物や犯人をすぐに発見できるようになります。
物品管理の効率アップ
紛失防止タグは物品管理の効率をアップさせることにも役立ちます。
通常の棚卸し作業では、物品を1つ1つチェックしなければならないので多くの時間がかかります。
紛失防止タグを物品に取り付けると、その情報を読み込み装置であるリーダライタで読み込むことができるようになります。
そのため紛失防止タグを使えば、棚に並んでいるままの物品の近くへ行ってリーダライタのスイッチを押すだけでチェックすることができるのです。
このように、紛失防止タグを使うと棚卸し作業をはじめ物品管理を効率化させることができます。
関連記事:物品管理とは?|会社・工場での物品管理のコツや改善方法、役に立つアプリなどをご紹介
紛失防止タグの仕組み
紛失防止タグの仕組みについてご説明します。
紛失防止タグはスマホとBluetoothなどで接続することができ、落としたりしてタグとスマホの距離が一定以上離れた時にスマホに通知してくれるというものです。
なくしても、物を落とした位置をスマホのGPS機能を使うことで探して発見することができます。
紛失防止タグとスマホとの交信では、紛失防止タグの中に入っているメモリと交信しています。
そのため物を地面に落として紛失防止タグの表面が汚れた場合であっても影響を受けることなく読み取ることができるのです。
物が引き出しなどに入っている状態でも読み取ることができるので、どこにあっても見つけることができます。
紛失防止タグはこんな人におすすめ
紛失防止タグをおすすめしたい人の特徴についてご紹介します。
以下のような人は、紛失防止タグを活用することで生活や仕事が今よりも便利で快適になりますよ。
しょっちゅう物をなくす人
紛失防止タグは、よく物をなくして困っているという人の悩みを解決してくれます。
電車の中に傘を忘れたり、レストランなどにサイフを置き忘れたり、時にはどこに置いてきたかもわからなくなったりして、物をよくなくすという人におすすめです。
ことがあると思います。
紛失防止タグは、うっかり物をなくすのを防止するのに有効です。
スマホなど大事な物に紛失防止タグを取り付けて置けば、物をなくした時に通知してくれます。
例えばレストランに財布を忘れて店を出ようとした時にスマホに通知されるので、なくしたらすぐに気づくことができ、取りに戻って紛失するのを防ぐことができます。
アプリの通知に気づかずにそのまま物をなくしてしまった場合にも、物がある場所を地図で表示することができるので見つけやすいです。
「なくした物がなかなか見つからない」という時には専門のサポートデスクが探すのを支援してくれるサービスもあるので、物をなくしやすい人も安心です。
重要な情報を持ち歩く人
顧客の情報が載っている書類や会社の機密情報が入っているパソコンなど、重要な情報が入った物を持ち歩く人にもおすすめです。
会社のパソコンやスマホなどには、開発中の商品についての情報、会社の機密情報、仕事に関するメールや資料、顧客の連絡先などの個人情報が入っていることが多いです。
現代では個人情報の漏洩は社会的に大きな問題になっていますが、そのうち約45%は物を紛失することが原因となっているのです。
このような重要な情報の入ったパソコンなどを持ち出す度に紛失する危険にさらされることになり、もし落としたりして悪意のある人の手に渡ったら情報漏えいにつながる危険があります。
通知ですぐ気づくことができ、物を落とした場所を表示し早くに発見することができます。
情報漏えいにつながる前になるべく早くに見つけることが大切になるので、重要な情報を持ち出す人にはとくに最適です。
大量の物品を管理している人
紛失防止タグは大量の物品の管理を楽にスムーズに行えるようにできます。
会社にはパソコンや鍵など重要な物品が多くありますが、大量の物品を何がどこにあるのか把握して管理するのは大変ですよね。
物品管理では、それぞれの物について壊れていないかなどの状態、保管されている場所、今誰に利用されているのかという状況なども管理して把握する必要があります。
先ほどの用途の紹介のように、紛失防止タグで物品管理を効率アップさせることができるので、大量の物品の管理も楽にスムーズに行えるようにしてくれます。
紛失防止タグの機能
紛失防止タグには紛失を防止できる優れた機能が多くあります。
紛失防止タグにある機能、アイテムファインダー機能、GPS機能、忘れ物防止機能、それぞれについて詳しくご説明します。
アイテムファインダー機能
紛失防止タグのアイテムファインダー機能では、紛失防止タグを取り付けた物とスマホをBluetoothで接続することができます。
紛失防止タグを取り付けた物とスマホがBluetoothで接続されているので、スマホを操作して紛失防止タグのブザーを鳴らすことができます。
紛失防止タグのブザーを鳴らすことで、紛失防止タグを取り付けたパソコンや財布などの貴重品をすぐに見つけることができます。
出かけようとして「鍵をどこに置いたか忘れた」という時にも、部屋のどこにあるかわからない持ち物を効率よく探すことができます。
紛失防止タグを操作してスマホのブザーを鳴らすことができる製品もあります。
スマホはしやすい持ち物ですが、このような紛失防止タグならスマホを紛失したという時も安心です。
スマホをよく失くすという人は、ぜひチェックしてみてください。
GPS機能
スマホのGPS機能に対応している紛失防止タグもあり、このような紛失防止タグなら専用のアプリから物を失くした場所と時間を調べることができます。
物を失くすと思い当たる場所をすべて探さなければなりませんが、紛失防止タグで「いつ、どこで失くしたのか」という失くした場所の目星をつけることができます。
失くした場所をピンポイントで探すことができるので、無駄に探す手間を省いて効率良く探せます。
紛失防止タグをペットや子どもの迷子の防止に役立てるという人も増えています。
紛失防止タグが有効な範囲内であれば、常にどこにいるのか把握することができ、はぐれたら場合にもはぐれた場所と時間を調べることができるので、居場所を追跡することができます。
忘れ物防止機能
紛失防止タグの忘れ物防止機能では、紛失防止タグを取り付けた物とスマホの距離が離れると、自動でスマホに通知がきます。
忘れ物防止機能を利用すれば、物を置き忘れそうになった時や落とした時にすぐに気付くことができるので、紛失を未然に防ぐことができます。
外出先で鍵を落としたりしても、自動でスマホに通知が来るので紛失する前に気が付くことができます。
このように、失くした物を見つけやすくなるだけでなく、物を失くすこと自体を防ぐことができるのです。
紛失防止タグと似た機能のあるキーファインダーや探し物発見器がありますが、この忘れ物防止機能が両者の最も大きな違いです。
従来のキーファインダーや探し物発見器には紛失防止タグのような忘れ物防止機能はありません。
忘れ物防止機能によって紛失を未然に防げるという点において、従来のキーファインダーや探し物発見器に比べて紛失防止タグはとくに優れているのです。
紛失防止タグの選び方
紛失防止タグには多くの製品があります。
紛失防止タグを購入する場合には製品をどのように選べば良いのか、選び方についてご紹介します。
有効範囲をチェックする
紛失防止タグはスマホなどと接続することになりますが、製品ごとに有効範囲がそれぞれ異なっています。
多くの紛失防止タグの有効範囲は20〜60mほどで、これは日常生活の中で自宅や職場などで使う場合には十分な範囲です。
紛失防止タグの有効範囲の圏外になると失くした物を探せなくなってしまうので注意しましょう。
物を有効範囲の外に置いてきてしまった場合も、先ほどご説明したように製品によってはスマホと最後に接続した時点の時間と場所の記録を調べることができます。
電池交換の可否や頻度をチェックする
紛失防止タグには電池が内蔵されていますが、電池の交換が可能な製品と不可能な製品があります。
電池交換が可能な紛失防止タグは、電池がなくなっても新たに市販のボタン電池を交換することで継続して使用することができます。
紛失防止タグの中には、メーカーに送ることで新たに電池を購入するよりも安く電池を交換できる製品もあります。
電池交換が不可能な紛失防止タグは、電池がなくなったら新たに製品を購入しなければなりません。
電池交換ができる紛失防止タグでは、交換する頻度も合わせてチェックしておきましょう。
多くの製品は半年~1年くらいで電池を交換する必要があるので、手間やコストを検討して選んでください。
タイプや形をチェックする
紛失防止タグには大きく分けて「キーホルダータイプ」と「プレートタイプ」があるので、自分がほしいタイプの形か確認しましょう。
鍵などの小物にはキーホルダータイプがおすすめです。
プレートタイプは3mmほどの厚みの製品が多く、財布や書類ファイルなどにコンパクトに収納できます。
紛失防止タグは形も様々で、長方形、正方形、円形などがあります。
ペットや子どもの位置情報を把握するための迷子札として紛失防止タグを活用する場合には、角のない円い製品がおすすめです。
自分の用途や好みに合わせて選びましょう。
防水性能をチェックする
紛失防止タグの中には防水性能のある製品もあります。
防水性能のある紛失防止タグなら、雨に濡れたり飲み物をこぼしたりしても壊れません。
鍵など日常で頻繁に持ち歩く物に取り付ける場合には、防水性能を備えた製品がおすすめです。
ペットの迷子札に紛失防止タグを使う場合にも防水性能を備えた製品をおすすめします。
生活防水には「IPX4」以上、完全防水には「IPX5」以上という防水表記があるので、用途に合わせて防水機能の高さもチェックしておきましょう。
紛失防止タグを使う際の注意点
紛失防止タグを使う際に注意したいことは、紛失防止タグはGPSデータロガーの代わりにはならないということです。
GPSデータロガーとは、GPSを利用して移動した経路を記録する装置のことで、マップ上で移動した経路を確認することができます。
紛失防止タグは現在地の情報を取得することはできますが、移動した経路の情報は確認できないので、注意しましょう。
また反対にGPSデータロガーは移動した経路を記録後に確認することができる物で、紛失防止タグのように現在の位置を確認することはできません。
購入してから後悔しないよう、それぞれの違いを把握しておきましょう。
まとめ
紛失防止タグについて用途や仕組み、どんな人に向いているかについてご紹介しました。
新たなスマホを用意しなければならなくなるとお店へ行ったりして手間もかかりますし、鍵をなくすと解錠するのにたくさんのお金がかかり大変です。
なくし物が多い人はとくに困りますよね。
紛失防止タグはスマホや財布などに取り付けて使うことができ、紛失を防止して、なくした時も発見しやすくしてくれます。
紛失防止タグに興味を持った人は、ぜひ利用を検討してみてください。
紛失防止タグなら「Mamorio」と法人用「Mamorio Biz」
「MAMORIO Biz 」は紛失防止デバイス「MAMORIO」を利用した法人向けの備品の紛失を防止できるサービスです。
取り付けるタグ型と這って使えるシール型があり、パソコンやUSBの他、IDカード、鍵、など管理したい備品に取り付けて使えます。
専用のアプリをスマホでダウンロードして、簡単なセットアップを行うと使い始めることができます。
MAMORIOを利用している法人は1,500社以上あり、施工事業からシステム会社まで幅広い業界から安全性やデザイン性が高く評価されています。
経済産業省が主催するプログラム「J-Startup」の採択を始め、グッドデザイン賞、2018年度 日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2018年 日本テクノロジー Fast50 12位など、様々な賞を受賞しています。
MAMORIO Bizの製品をご紹介
MAMORIO Bizでは、それぞれの用途に合わせて「タグ型」と「シール型」の2種類のタイプがあります。
タグ型のMAMORIO S
備品に取り付けるタグ型のMAMORIO S は、様々な備品に付けて利用できます。
価格:3,000 円(税抜) / 個
サイズ:35.5mm x 19mm x 厚さ 2.8mm
重さ:2.4g
電池寿命:約1年間
シール型のMAMORIO FUDA
備品に貼って使えるシール型の MAMORIO FUDA は、タグ型のタイプが付けられないパソコンなどの機材に貼って利用できます。
価格:3,000円(税抜) / 個
サイズ:24mm x 36.2mm x 厚さ 3.4mm
重さ:3.4g
電池寿命:約1年間
参考:その他製品詳細についてはこちら
MAMORIO Bizのメリット
MAMORIO Bizのメリットについてご紹介します。
小さくてコンパクト
MAMORIOは、世界最小クラスのコンパクトな紛失防止デバイスです。
小さくて薄いタグ型、貼って使えるシール型など、利用する備品やシーンに合わせてコンパクトで邪魔にならずに紛失防止対策が可能になります。
アプリの通知によって紛失を防止できる
MAMORIOを取り付けた備品が一定の範囲内から離れると、私用スマホから会社スマホを紛失した時に通知がきて知らせてくれます。
営業先など外出先で置き忘れてしまうことで紛失するのを未然に防ぐことができます。
法人に合ったサポートが充実
紛失してしまった場合にも、専門のサポートデスクが捜索を支援するので、紛失によって起こるトラブルを最小限におさえることができます。
他にも法人向けならではの便利なサポートが充実しています。
参考:その他サポート詳細についてこちら