大人のための忘れ物対策: 実用的なテクニックで日常生活をスムーズに
忘れちゃいけないと思っているのにうっかり忘れ物をしてしまうことは多くの人にあると思います。
そんな忘れ物は少し工夫することで減らすことができます。
ここでは忘れ物を防止する13の方法をご紹介します。
出かける時の忘れ物対策、外出時の忘れ物対策などシーンごとに分けて対策をご紹介するので、「忘れ物が多くて困っている」という人はぜひ参考にしてみてください。
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目次[非表示]
- 1.そもそもなぜ忘れ物を防止しないとダメなのか?
- 2.忘れ物の影響
- 3.忘れ物全てに共通する対策
- 3.1.やるべきことを減らす
- 3.2.時間に余裕を持つ
- 3.3.ストレスを溜めないようにする
- 3.4.「忘れものをしやすい」と思い込まない
- 4.忘れ物をしやすい人の特徴
- 4.1.やることが多い
- 4.2.持ち物のありかを把握できていない
- 4.3.持ち物をしまう場所が決まっていない
- 4.4.時間に余裕がない
- 5.出かける時の忘れ物防止策
- 5.1.物の置き場所をそれぞれ決めておく
- 5.2.その日だけ持って行かなければいけない物
- 5.3.語呂合わせで覚えておく
- 5.4.合計数で覚えておく
- 5.5.持ち物リストを用意する
- 5.6.全ての物を目で見て準備する
- 5.7.前日に持ち物の準備をする
- 5.8.持ち物をチェックする時間を設ける
- 5.9.帰宅したらすぐに決めた置き場所に置く
- 6.外出中の忘れ物防止策
- 6.1.傘は手から離さず持っておく
- 6.2.荷物は1カ所にまとめておく
- 6.3.大きなカバン1つにまとめる
- 7.大人のための忘れ物対策事例
- 7.1.出張が多いAさんの忘れ物対策
- 7.2.自宅勤務のEさんの忘れ物対策
- 8.まとめ
そもそもなぜ忘れ物を防止しないとダメなのか?
私たち大人でも、忘れ物は日常生活の一部です。特に忙しい日々を送る中で、鍵や財布、大切な書類などを忘れてしまうことは誰にでもあります。
しかし、これらの小さな忘れ物が積み重なると、生活や仕事に大きな影響を及ぼすこともあります。この記事では、忘れ物が多い大人がどのように対策を立て、日常生活をスムーズに進めることができるのかについて詳しく解説します。
忘れ物の影響
忘れ物が日常生活や仕事に及ぼす影響は、一見小さなことのように思えますが、実は深刻な問題を引き起こすことがあります。
例えば、大切な会議のための資料を忘れてしまった場合、その会議の成果に影響を及ぼす可能性があります。また、鍵を忘れてしまった場合、家に入れなくなるなどの生活上の不便を引き起こすこともあります。
さらに、忘れ物はストレスや焦りを引き起こし、それがさらなる忘れ物を誘発するという悪循環を生むこともあります。
このように、忘れ物は私たちの生活や仕事に大きな影響を及ぼす可能性があるため、適切な対策を立てることが重要です。
忘れ物全てに共通する対策
出かける時、外出時など忘れ物全体に共通する対策をご紹介します。
やるべきことを減らす
やるべきことを減らすことによって忘れ物を減らすことができます。
例えば、傘は手から離さずに持っておくことで取っ手にかけた傘を手に取る動作を減らす、荷物を1カ所にまとめておくことであちこちから手に取る動作を減らすといった具合です。
やらなければならない工程を少なくすることで、思い出す余裕が出てきます。
時間に余裕を持つ
時間に余裕をもつと脳に余裕ができるので、忘れ物を減らすことができます。
忘れ物が多い人は時間ギリギリで行動しがちです。
時間に追われていると、脳では危機管理ホルモンのアドレナリンが分泌されます。
このアドレナリンが分泌されると本能的になり、動物のように行動するようになります。
また脳の中の前頭前野という理性を司る場所の働きが低下します。
理性がなくなりしっかりと脳が働かなくなるので、想定外の忘れ物をしやすくなるのです。
忘れ物をしないために、時間に余裕を持ちましょう。
ストレスを溜めないようにする
「忘れ物をしないようにしなければ」と考えすぎるとストレスが溜まってしまいます。忘れ物をしないよう気をつけることは大切ですが、神経質になりすぎないようにしましょう。
「忘れものをしやすい」と思い込まない
「自分は忘れものをしやすい」と考えすぎないようにしましょう。反対に「私は忘れ物をしない」と思うようにしましょう。
「アファーメーション効果」というものがあります。これは自分に対して肯定的な宣言をして、潜在意識に働きかけることで、その宣言を現実化していくことにつながるというものです。
たとえば自分に「私は忘れ物をしない」と肯定的な宣言をすることで、アファーメーション効果が得られ、忘れ物をしにくくなる効果が期待できます。
忘れ物防止タグ「MAMORIO」などを活用して、紛失防止対策
忘れ物をしやすい人の特徴
忘れ物をしやすい人に見られる特徴をご紹介します。
やることが多い
忘れ物をしやすい人は、忙しくてやらなければならないことがたくさんある場合が多いです。たとえば仕事でやらなければならないことがたくさんあるなど、忙しくてやることが多いと、どうしても持ち物に十分な注意を払いにくくなってしまいます。
持ち物のありかを把握できていない
忘れ物をしやすい人は、持ち物のありかを把握できていないことが多いです。「たぶんあそこに入っているだろう」というようにあいまいだと忘れ物をしやすくなります。自分の持ち物がどこにしまってあるのかが正確にわかっていないと忘れ物をしやすくなります。
持ち物をしまう場所が決まっていない
忘れ物をしやすい人は、物をしまう定位置が決まっていないことが多いです。毎回異なる場所にしまっていて、それぞれの物をしまう場所が決まっていないと、物を忘れやすくなります。
時間に余裕がない
時間に余裕がないことも忘れ物をしやすい人の特徴です。 いつも待ち合わせなどの時間がギリギリになってしまう人や、急いでいることが多い人などです。時間に余裕がないと忘れ物をしやすくなります。時間に余裕がなく急いでいると、持ち物に十分に注意を払えないため、忘れ物をしてしまいます。
出かける時の忘れ物防止策
持っていくのを忘れないようにして、出かける時の忘れ物を減らす方法をご紹介します。
物の置き場所をそれぞれ決めておく
物の置き場所はそれぞれ決めておくようにしましょう。
例えば、鍵は必ず鍵入れに入れておく、というように決めた場所に置くようにします。
デスクの引き出しの中についても、引き出しの中のどこに入れるかまで細かく決めておきましょう。
こうすることで外出しようとした時に物が見つからずに探しまわるようなこともなくなります。
定位置の場所は、リビングなど必ず通る場所がおすすめです。
スマホやメガネなど、寝る前に寝室で使うことが多い物なら、寝室のドア近くなど、目に入るところにまとめて置いておくようにしましょう。
その日だけ持って行かなければいけない物
期日が迫っている振込用紙、使用日限定のサービス券など、その日だけ持って行かなければいけない物は、特別に対策します。
玄関のドアに貼り付けておいたり、ドアノブにぶら下げておいたり、工夫して忘れないようにしましょう。
語呂合わせで覚えておく
絶対に忘れてはならない物は、語呂合わせを決めて覚えておいて出かける前に確認します。
例:キ(鍵)、メ(メガネ)、テ(定期券)→キメテ(決めて)
合計数で覚えておく
語呂合わせにするのが難しい場合は、持ち物の合計数だけを覚えましょう。
合計10個の物が必要だとわかっていれば、数がそろっていれば忘れ物がないとわかりますし、何かが抜けている場合にはすぐにわかります。
持ち物リストを用意する
人間が覚えていられる数は多くても7個までだと言われています。
持ち物が8個以上あるのなら、持ち物リストを作っておくことをおすすめします。
とくにバッグの中の物が多い人や、しょっちゅうバッグを変えるような人は、持ち物リストを作って物を把握して忘れ物対策しましょう。
人間は文字で物を認識しやすいタイプと画像で認識しやすいタイプにわかれていると言われます。
文字でリスト化する他に、画像で認識しやすいタイプなら写真を撮るなどして、自分に合った方法で持ち物リストを用意しましょう。
全ての物を目で見て準備する
全ての持ち物を目で見て確認しながら準備するようにしましょう。
目に見えないものは思い浮かべて思い出す必要がありますが、思い出すには脳を使うことになります。
そのため、目に見えないものが多いと忘れ物が増えやすくなってしまいます。
こうして「カバンに入れたはずなのに入っていない」といったことが出てきます。
大きな箱に持ち物を全て入れて、目で見て確認しながらカバンに入れていくなどの対策をしましょう。
前日に持ち物の準備をする
家に帰ったタイミングで、翌日の持ち物の準備をしましょう。当日に持ち物の準備をすると、探すのに時間がかかって大きなタイムロスになり間に合わなくなってしまうこともあります。前日ならゆっくり準備できます。忙しい朝にすべての持ち物を準備するのは大変なため、準備は前日にするのがおすすめです。
持ち物をチェックする時間を設ける
一呼吸おいて持ち物をチェックする時間を設けることで、持っていく物を思い出しやすくなります。
鏡を使って自分を見て忘れ物がないかチェックすると、客観的に自分をチェックすることができます。
出かける前に鏡に向かって持ち物チェックをする時間を5秒くらい作って習慣化しましょう。
帰宅したらすぐに決めた置き場所に置く
先ほど決めた場所に物を置くようにすると忘れ物を防げると説明しましたが、そのために帰宅したらすぐに決めた置き場所に置くようにしましょう。
帰宅して適当にとりあえず置きしてしまうと、どこに置いたか忘れてしまいがちです。
それぞれの物の置く場所を固定化して忘れ物を防ぐために、帰宅したらすぐに決めた置き場所に置くようにしましょう。
外出中の忘れ物防止策
出かけた時に忘れ物をしてこないようにするための方法をご紹介します。
傘は手から離さず持っておく
傘は不便でも手から離さずに持っておくようにしましょう。
傘立てに立てると自分から傘が離れるので忘れやすくなります。
手から離さずに持っておく、カバンにひっかけておくというようにすれば傘を忘れるのを防ぐことができます。
荷物は1カ所にまとめておく
電車やレストランなどで荷物を置く時には、1カ所にまとめておくようにします。
電車で荷物を網棚に置いたり座席に置いたりして分散させるとその中の一つを忘れてしまいがちです。
あちこちに分散させずに、1カ所にまとめておいたり、手に持っておくのがおすすめです。
大きなカバン1つにまとめる
旅行など荷物が多くなる時には、大きなカバン1つに荷物をまとめるようにしてカバンの数を減らしておくこともおすすめします。
大人のための忘れ物対策事例
ここでは、この記事で紹介したテクニックを組み合わせて、忘れ物を成功裏に減らした具体的な事例をご紹介します。
出張が多いAさんの忘れ物対策
Aさんは、自身の忘れ物が多いことに悩んでいました。特に、出張が多い彼女は、重要な書類やPC、充電器などを忘れてしまうことが頻繁にあり、その度に大きなストレスを感じていました。
そこで、Cさんはこの記事で紹介した「物を置く場所を決める」、「チェックリストを作る」、「リマインダーを設定する」の3つのテクニックを組み合わせて試すことにしました。
まず、「物を置く場所を決める」テクニックを用いて、重要な書類やPC、充電器などを必ず置く場所を決め、それを習慣化しました。これにより、物を探す時間が減り、忘れ物も少なくなりました。
次に、「チェックリストを作る」テクニックを活用しました。出張前に必要なアイテムをリストアップし、出発前にそれを確認することで、必要なものを忘れることがほとんどなくなりました。
さらに、「リマインダーを設定する」テクニックも取り入れました。スマートフォンのリマインダー機能を用いて、出発の30分前にチェックリストの確認をするように設定しました。これにより、出発前の忙しさでチェックリストの確認を忘れることを防ぐことができました。
これらのテクニックを組み合わせることで、Aさんは忘れ物を大幅に減らすことができ、出張もスムーズに行えるようになりました。これらのテクニックは、日常生活の中で簡単に取り入れることができ、大きな効果を発揮します。
自宅勤務のEさんの忘れ物対策
Eさんは、自宅とオフィスで作業をするフリーランスのデザイナーです。彼は、作業に必要なデザインツールやノート、スケッチブックなどを忘れてしまうことが頻繁にありました。そのたびに作業の効率が落ち、仕事に影響を及ぼしていました。
そこで、Eさんはこの記事で紹介した「物を置く場所を決める」、「リマインダーを設定する」、「ルーチンを作る」の3つのテクニックを組み合わせて試すことにしました。
まず、「物を置く場所を決める」テクニックを用いて、デザインツールやノート、スケッチブックなどを必ず置く場所を決め、それを習慣化しました。これにより、物を探す時間が減り、忘れ物も少なくなりました。
次に、「リマインダーを設定する」テクニックも取り入れました。スマートフォンのリマインダー機能を用いて、出発の30分前に必要なアイテムを確認するように設定しました。これにより、出発前の忙しさで必要なアイテムの確認を忘れることを防ぐことができました。
さらに、「ルーチンを作る」テクニックを活用しました。毎日の作業開始前と終了後に、必要なアイテムが全て揃っているかを確認するルーチンを作りました。これにより、作業の効率が大幅に向上し、仕事の質も向上しました。
これらのテクニックを組み合わせることで、Eさんは忘れ物を大幅に減らすことができ、作業の効率と質を大幅に向上させることができました。これらのテクニックは、日常生活の中で簡単に取り入れることができ、大きな効果を発揮します。
まとめ
ここでは忘れ物を防止する13の方法について、出かける時の忘れ物対策、外出時の忘れ物対策などシーンごとに分けてご紹介しました。
忘れ物は私たちの生活や仕事に大きな影響を及ぼす可能性がありますが、適切な対策を立てることで、その影響を大幅に軽減することが可能です。忘れ物は普段の生活を少し工夫することで減らすことができます。
具体的には、「物を置く場所を決める」、「チェックリストを作る」、「リマインダーを設定する」、「ルーチンを作る」などのテクニック単体や組み合わせて使用することで、忘れ物を大幅に減らすことができます。これらのテクニックは、日常生活の中で簡単に取り入れることができ、大きな効果を発揮します。
また、具体的な事例を通じて、これらのテクニックが実際にどのように忘れ物を減らし、日常生活をスムーズにするのかをご紹介しました。これらの事例は、テクニックの効果を具体的に理解し、自分の生活に適用するための参考になることでしょう。
忘れ物をなくしたいという人はぜひ今回ご紹介した対策をしてみてください。