職場での貴重品管理方法|会社のリスク管理・窃盗事件を防ぐ為に
過去に職場で盗難が発生した事例は多くあり、職場でも盗難が起こる可能性があります。
信頼している人に囲まれている職場であっても、盗難が起こる可能性はゼロではありません。
貴重品を盗難から守るために、しっかり防犯対策しておく必要があります。
このページでは、職場での盗難の危険、職場で狙われやすい貴重品、有効な貴重品の管理方法をご紹介します。
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職場でも盗難が起こることがあるので、貴重品管理を徹底する必要があります。
外部業者やお客様が出入りするなど、社員以外にもたくさんの人が出入りするような場合は、より一層盗難への警戒が必要です。
同じ職場の仲間など信頼している人に囲まれている職場であっても、しっかり防犯対策しておくことは大切です。
信頼できる人ばかりの職場であっても盗難事件が起こる可能性はあるからです。
過去に職場で盗難が発生した事例は多くあります。
それに万が一盗難の被害に遭った場合、職場の仲間に疑いの目を向けなければならなくなり、人間関係が悪化してしまう可能性も考えられます。
職場での貴重品管理は、基本的に自主管理になるので、自分の貴重品は自分でしっかり守りましょう。
ロッカーが無いとより危険
ロッカーを全く設置していない職場の場合、貴重品を含め荷物は空いたスペースにそのまま置くことになります。
まとめて1ヵ所に置かれることもあり、このような状況では他人の貴重品を触っていても気付かれにくいので、盗難に遭いやすくなってしまいます。
ロッカーがある場合、ロッカーがない状況よりは安全になりますが、鍵をかけ忘れてしまうと盗難に遭う危険があります。
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職場で盗難されやすい貴重品
職場ではどのようなものが狙われやすいのか職場で盗難されやすいものをご紹介します。
職場で盗難されやすいものを確認しておきましょう。
現金
最も盗難されやすいのが現金です。
現金は生活をするのにも物を購入するのにも必要で、誰もが欲しいと思っているものなので狙われやすくなります。
物であれば誰のものかすぐにわかるので盗難したことがバレやすいですが、現金は誰のものか特定しにくいです。
このことからも現金は盗難されやすくなります。
大金を入れたサイフを持ってくると、盗難に遭った場合の被害が大きくなり危険です。
アクセサリー
アクセサリーも狙われやすく、ブランド品など高額なものはより狙われやすくなります。
職種によっては、仕事中にアクセサリーをつけることが禁止されていて、仕事中外していなければならないこともあるかと思います。
アクセサリーを身に着けていない仕事中、防犯対策を十分にしていないと、盗まれてしまいます。
仕事中に邪魔になり、さっとアクセアリーを外してしまうこともあるかと思います。
机の上などにとっさに無造作に置いて、うっかりしまいそのままにしてしまうと、盗難に遭う可能性があります。
有効な貴重品の管理方法4つ
職場で安全に貴重品を管理するのに有効な貴重品の管理方法を4つご紹介します。
職場の環境にあわせて、取り入れやすい方法をチェックしてみてください。
貴重品はしまっておく
貴重品は出しっぱなしにせずにバッグにしまっておくようにしましょう。
サイフなどを出しっぱなしにしたままにしておくと、盗難される可能性が高くなります。
サイフなどは小さいので盗難しやすいですが、バッグは大きいので盗難しにくくなるので、貴重品はバッグにしまっておきましょう。
バッグに防犯対策をする
バッグにも鍵をかけたりして防犯対策をすることができます。
バッグにチェーンロックをかけてデスクなどにつなぎとめておくなどの方法があります。
ファスナーのつまみ部分には穴があいていることがほとんどなので、この穴の部分に南京錠をかけてファスナーが開かないようにする方法もあります。
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ロッカーにしまっておく
職場にロッカーが備え付けられている場合は、ロッカーにしまいましょう。
貴重品は常にバッグの中にしまっておくようにして、貴重品をしまったバッグもロッカーに入れて鍵をかけておきます。
ロッカーにしまってあっても鍵をかけ忘れてしまっては意味がないので、鍵をかけ忘れることがないように注意しましょう。
毎回鍵がかかっているかチェックするクセをつけるのがおすすめです。
暗証番号で開けるタイプのロッカーでは、暗証番号を簡単な番号にしておくとすぐに開けられてしまい盗難のリスクが高くなります。
面倒でも、複雑で自分にしかわからない暗証番号にしておきましょう。
ロッカーを利用するだけでなく、こうしてしっかり対策することで貴重品をしっかり管理でき盗難を防止できます。
なるべく貴重品は持ち込まない
万が一盗難に遭った場合の被害を最小限に抑えるために、必要のない貴重品は持ち込まないようにしましょう。
職場に出勤する日は、必要以上のお金は持ってこない、高価なアクセサリーは身に着けないなど、貴重品はなるべく職場に持ち込まないようにすることで対策できます。
必要のない貴重品を持ち込まないようにするために貴重品を仕事用とプライベート用に分けておくのがおすすめです。
仕事用の財布には最小限のものしか入れないようにして、多額の現金やクレジットカードなどはプライベート用の財布に入れて家に置いておくようにしましょう。
アクセサリーなどもそこまで高価でない仕事用と、高価なプライベート用に分けておくのがおすすめです。
万が一盗難に遭った場合のことを考えて、職場には必要最低限のお金などどうしても必要な貴重品だけを持ち込み、リスクを最小限にしましょう。
まとめ
このページでは、職場での盗難の危険、職場で狙われやすい貴重品、有効な貴重品の管理方法をご紹介しました。
過去に職場で盗難が発生した事例は多くあり、職場でも盗難が起こる可能性があります。
信頼している人に囲まれている職場であっても、盗難が起こる可能性はあるので、貴重品を盗難から守るためにしっかり防犯対策しておくことが大切です。
いくつかの対策を組み合わせれば、より安全性を高めることができるので、ぜひ職場の環境にあわせて、取り入れやすい方法を実践してみてください。