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DX(デジタルトランスフォーメーション)推進とは?わかりやすい定義と基礎情報を紹介

IT技術が発展したことによって、様々な場所でデジタル化が進んでいます。そのような中で、DXというIT技術を使って仕事や日常生活を改革する考え方が広まっています。最近では、このDXなしに事業を継続していくことは難しくなるともいわれています。


この記事では、DXの意味や、取り組むことで得られるメリット、DXを推進する方法についてご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.DX推進とは?
  2. 2.DXのメリット
    1. 2.1.生産性がアップする
    2. 2.2.働き方の幅が広がる
    3. 2.3.事業の継続
  3. 3.DXを推進する方法
    1. 3.1.コミュニケーションの手段を複数用意しておく
    2. 3.2.進捗管理を「見える化」する
    3. 3.3.業務を自動化する
    4. 3.4.マネジメントをデジタル化する
    5. 3.5.情報管理をデジタル化する
    6. 3.6.セキュリティの安全を確保する
  4. 4.まとめ


DX推進とは?

DXとは、「デジタルトランスフォーメーション」の略で、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良くする」という考え方のことです。


IT技術の発展によって人々の生活は大きく変わりました。たとえば、キャッシュレス決済が普及したことによって現金を持ち歩かない人が増えたり、IoTによって外出先から洗濯機や掃除機を操作することができるようになったりしています。

DXのメリット

生産性がアップしたり、働き方の幅が広がるったり、DXによって様々なメリットが得られます。DXによってどのようなメリットが得られるのか、詳しく見ていきます。

生産性がアップする

IT技術を業務に取り入れることで、生産性が向上します。人が手作業で行っていた作業を自動化できる、クラウドサービスを使って外出先から資料にアクセスできるようになるなど、業務の効率が上がります。これによって生産性が向上するのです。

働き方の幅が広がる

テレワークを導入することで、育児や介護で通勤できなくなった社員も働き続けることができるようになります。様々な働き方に柔軟に対応することで、優秀な人材が家庭の事情でしょうがなく退職するということがなくなります。

事業の継続

オフィスにいなくても仕事ができる環境にしておくことで、災害などで出社が困難になった場合も業務をストップさせずに継続できます。


今回のコロナの流行でも、テレワークにすぐに対応できた企業とそうでない企業で大きな差がありました。もしもの事態に備えてデジタル化を進めることは、事業を継続させる上で重要です。

DXを推進する方法

ここからは、DXを推進する方法として、代表的な取り組むべきことをご紹介します。DXを推進する際の参考にしてみてください。


コミュニケーションの手段を複数用意しておく

社内や社外とのコミュニケーション方法を複数用意しておきましょう。生産性を向上させるためには、社員同士や社外の関係者と質の高いコミュニケーションをとる必要があります。


DXでチャット、通話、ビデオ通話といった複数のコミュニケーション方法を用意しておいて、デジタルでデータを管理しやすくしておくことが大切です。


コミュニケーション方法を複数用意しておくことが、質の高いコミュニケーションをとることにつながります。相手が希望するコミュニケーション方法に合わせることも可能になります。

進捗管理を「見える化」する

進捗管理を「見える化」しましょう。コロナでテレワークが広がるのに伴って、離れているメンバー同士で、進捗状況を共有して管理する必要性が増えています。


ツールやシステムを活用して、誰が何の仕事に取り組んでいるのか、進捗はどのような状況なのかを可視化する必要があります。こうすることでテレワークであっても業務の状況を管理しやすくなります。

■関連記事:備品管理を「見える化」することでできる効率・業務改善|「見える化」備品管理の手順も紹介

業務を自動化する

人が行っていた業務を、デジタル技術を活用することで自動化したり効率化したりしましょう。


最近では人が行っていた作業を自動化する方法が増えています。デジタル化できる業務を洗い出して、デジタル化できる業務を積極的に自動化していくことが大切です。

マネジメントをデジタル化する

マネジメントにツールやシステムを取り入れてデジタル化しましょう。たとえば社員の正確な勤務時間を把握することが難しくなるテレワーク環境で、勤怠管理ツールを利用することなどがあります。こうして勤怠管理を適切に行うことができ、社員の働き過ぎを防止できます。

情報管理をデジタル化する

情報管理をデジタル化しましょう。情報をオンラインで共有したり管理したりする機会が増えています。


これに合わせて、簡単にスピーディに情報をやりとりできるようにする必要があります。最近はクラウドストレージも普及しているので、このようなサービスを利用すると効果的です。

■関連記事:部品管理(BOM)とは?|部品管理に欠かせない基礎知識を詳しく解説

セキュリティの安全を確保する

デジタル化を推進する際は、セキュリティを確保することも大切です。情報のデジタル化は便利である反面、セキュリティ上のリスクがあります。


サーバーが損壊したり、不正アクセスが発生したりすることによって、情報の消失や流出などのようなトラブルにつながってしまう危険があるのです。効率化することや便利にすることだけでなく、セキュリティの安全への取り組みも行いましょう。

■関連記事:

セキュリティへ予算はどれぐらいかけるべきなのか?適切なセキュリティ予算とは?

まとめ

この記事では、DXの意味や、取り組むことで得られるメリット、DXを推進する方法についてご紹介しました。


IT技術が発展したことによってデジタル化が進んでいます。DXはIT技術を使って仕事や日常生活を改革するという考え方です。「DXなしに事業を継続していくことは難しくなる」ともいわれるほど、DXは現代の事業において重要な考え方です。


現代で事業を継続するためにも、DXを推進して、IT技術を使って仕事の仕方を改革していきましょう。 

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