セキュリティへ予算はどれぐらいかけるべきなのか?適切なセキュリティ予算とは?
現代ではサイバー攻撃や情報漏えいが問題となっているのでセキュリティ対策は重要です。
ですが日本は海外に比べてセキュリティにかける予算が少なく、対策は十分ではありません。
サイバー攻撃が巧妙になっていてセキュリティ対策がますます必要とされている現代において、日本のこのような少ない予算では不十分です。
ここではセキュリティへ予算をどのぐらいかけるべきなのか、海外と日本の数値と一緒にご説明していきます。
目次[非表示]
- 1.日本はセキュリティにかける予算が少ない
- 2.セキュリティ対策に予算をかけるべき理由
- 3.セキュリティ対策の予算化から導入まで
- 3.1.導入の例
- 3.2.優先事項を決めて予算化する
- 3.3.予算に応じた製品を導入する
- 3.4.導入後に評価する
- 4.まとめ
- 5.セキュリティ対策の為の忘れ物防止システム「MAMORIO BIZ」
- 6.MAMORIO Bizの製品をご紹介
- 6.1.タグ型のMAMORIO S
- 7.MAMORIO Bizのメリット
- 7.1.小さくてコンパクト
- 7.2.アプリの通知によって紛失を防止できる
- 7.3.法人に合ったサポートが充実
日本はセキュリティにかける予算が少ない
ITに関連する予算のうち10%以上をセキュリティにかけている企業について海外と日本とで比べてみます。
海外の場合を見てみるとアメリカ、イギリス、シンガポール4か国では50%を超えています。
これに対して日本では約20%となっていて、日本はセキュリティにかける予算が少ないことがわかります。
サイバー攻撃が巧妙になっていてセキュリティ対策がますます必要とされている現代において、日本のこのような少ない予算では不十分です。
日本はセキュリティ対策に対する意識が低い
日本は海外に比べてセキュリティ対策に対する意識が低いので、意識の低さがセキュリティにかける予算が少ないことにつながっていると考えられます。
CISO(Chief Information Security Officer 最高情報セキュリティ責任者)の設置についても日本は海外の企業に比べて遅れています。
欧米では7割から8割の企業がCISOを設置していますが、これに対して日本では3割弱の企業しか設置していません。
日本の起業の経営層はセキュリティ対策をどのくらい重要だと考えているのかについて見てみると、日本の経営層がセキュリティの対策の決定に関わる割合は6割ですが、アメリカなど海外の企業と比べると低い割合です。
海外に比べて日本の企業のサイバー攻撃の捉え方は楽観的です。
セキュリティ対策にかける予算は約6割の企業では決められていませんし、かける金額は前年と同様といった具合です。
セキュリティ強化のための人材についても、6割以上の企業が十分な配置だと認識していて、人員を強化しようと考えている企業は2割未満となっています。
このようなことから、日本は海外に比べてセキュリティ対策に対する意識が低いことがわかります。
そのためセキュリティにかける予算も少なくなっているのです。
参考ページ:厚生労働省「日本年金機構における不正アクセスについて」
セキュリティ対策に予算をかけるべき理由
セキュリティ対策に予算をかけるべき理由についてご説明します。
サイバー攻撃が激しくなっているのでセキュリティ対策が必要
サイバー攻撃が激しくなっている現在では業界や企業の規模を問わずにどのような企業でもセキュリティ対策が重要とされています。
現在ではインターネットで様々なものが簡単に購入することができます。
ですがそれは裏を返せば犯罪グループから簡単にクレジットカード情報や個人情報を狙える環境なのです。
セキュリティ対策が不十分だと、多くのサイバー攻撃の危険に晒されることになります。
現代ではサイバー攻撃はますます複雑化、多様化してきていて、手口も巧妙になっています。セキュリティ対策を強化してもさらにそれを上回るサイバー攻撃の方法が登場するというのを繰り返している状況です。
企業は攻撃の対象になりやすく、サイバー攻撃によって個人情報の漏えいやシステムの停止などにつながってしまいます。
こうなると事業を継続していくことに支障をきたし、企業の存続をゆるがすような事態になります。
セキュリティ対策にかける予算を十分に用意して対策していく必要があります。
セキュリティ対策は戦略の一環
セキュリティ対策は、新しい製品やサービスを創造してくためのビジネス戦略の一環であると考えることができます。
IT を活用することによって様々なビジネスがもたらされてきました。
例えば世界各地からデータを集めて活用するようなサービスなど、今後もITを活用した新たなビジネスが求められると予想できます。
IT を活用したビジネスを進めていくためには、顧客の信用を得るためにセキュリティ対策が必要不可欠になります。
セキュリティ対策を進めることは、IT を活用したビジネスを進めること、企業の価値を生み出すことにつながるのです。
セキュリティ対策の予算化から導入まで
セキュリティ対策の予算化から導入までについてご説明します。
何を優先して実施していくかなどは企業によってそれぞれ異なります。
導入の例
外部からの不正アクセスやウイルスによる攻撃による被害を防ぐ対策については、セキュリティ対策ソフトの導入、侵入防止システムの設置、ファイアウォールの設置などがあります。
優先事項を決めて予算化する
ネットショッピングなどを行っている小売業の場合には、不正アクセスへの対策としてファイアウォールなどの導入が最優先すべきことになります。
外回り営業をすることが多い保険会社の場合には、紛失や盗難への対策が最優先すべき課題になります。
セキュリティ対策ソフトの導入や、管理について企業内で徹底しましょう。
このように必要な対策を判断した上で、それに必要な導入ソフトなどを決定して、年度の予算化をします。
上記でご説明した内容を参考にして、セキュリティ対策に十分な予算を用意しましょう。
予算に応じた製品を導入する
予算化して、実際に導入する時期になったら、具体的に導入する機器やソフトウェアなどを決めます。
選定する際には、いくつかの製品で比較検討します。
信頼性、実績、コストパフォーマンスなどを考えて比較検討し、導入を決めましょう。
導入後に評価する
予算化から導入まで終えたら、導入後の評価をします。
導入したことで、どのくらい効果があったのか、課題がどれだけ解決されたのかを明確にしましょう。
評価した結果、十分に効果が得られていると判断された場合には、更なる効果を得るにはどうすれば良いか検討します。
効果が得られていないと判断された場合には、効果を得るために何をすれば良いのかを検討することが必要です。
まとめ
ここまでセキュリティにかける予算について、どのぐらい予算をかけるべきなのか、セキュリティの予算の海外と日本の数値はどのくらいなのかご紹介しました。
サイバー攻撃や情報漏えいが問題となっている現代ではセキュリティ対策は重要です。
日本は海外に比べてセキュリティにかける予算が少なく、対策は十分ではありません。
企業の情報を守れるよう十分な予算をセキュリティ対策に投じて、しっかり対策していくことが必要です。
セキュリティ対策の為の忘れ物防止システム「MAMORIO BIZ」
「MAMORIO Biz 」は紛失防止デバイス「MAMORIO」を利用した法人向けの備品の紛失を防止できるサービスです。
取り付けるタグ型と這って使えるシール型があり、パソコンやUSBの他、IDカード、鍵、など管理したい備品に取り付けて使えます。
専用のアプリをスマホでダウンロードして、簡単なセットアップを行うと使い始めることができます。
MAMORIOを利用している法人は1,500社以上あり、施工事業からシステム会社まで幅広い業界から安全性やデザイン性が高く評価されています。
経済産業省が主催するプログラム「J-Startup」の採択を始め、グッドデザイン賞、2018年度 日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2018年 日本テクノロジー Fast50 12位など、様々な賞を受賞しています。
MAMORIO Bizの製品をご紹介
MAMORIO Bizでは、それぞれの用途に合わせて「タグ型」と「シール型」の2種類のタイプがあります。
タグ型のMAMORIO S
備品に取り付けるタグ型のMAMORIO S は、様々な備品に付けて利用できます。
価格:3,000 円(税抜) / 個
サイズ:35.5mm x 19mm x 厚さ 2.8mm
重さ:2.4g
電池寿命:約1年間
シール型のMAMORIO FUDA
備品に貼って使えるシール型の MAMORIO FUDA は、タグ型のタイプが付けられないパソコンなどの機材に貼って利用できます。
価格:3,000円(税抜) / 個
サイズ:24mm x 36.2mm x 厚さ 3.4mm
重さ:3.4g
電池寿命:約1年間
参考:その他製品詳細についてはこちら
MAMORIO Bizのメリット
MAMORIO Bizのメリットについてご紹介します。
小さくてコンパクト
MAMORIOは、世界最小クラスのコンパクトな紛失防止デバイスです。
小さくて薄いタグ型、貼って使えるシール型など、利用する備品やシーンに合わせてコンパクトで邪魔にならずに紛失防止対策が可能になります。
アプリの通知によって紛失を防止できる
MAMORIOを取り付けた備品が一定の範囲内から離れると、スマホに通知がきて知らせてくれます。
営業先など外出先で置き忘れてしまうことで紛失するのを未然に防ぐことができます。
法人に合ったサポートが充実
紛失してしまった場合にも、専門のサポートデスクが捜索を支援するので、紛失によって起こるトラブルを最小限におさえることができます。
他にも法人向けならではの便利なサポートが充実しています。
参考:その他サポート詳細についてこちら