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工場が棚卸しを行うメリットとは?効率良く行う方法も紹介

工場で在庫を適切に管理するためには、棚卸しを行う必要があります。しかし在庫の数が多いと、棚卸しに多くの時間がかかります。


目次[非表示]

  1. 1.工場で行う棚卸しとは
  2. 2.工場が棚卸しを行うメリット5つ
    1. 2.1.仕入れが適切にできているかチェックできる
    2. 2.2.不良品がないか確認できる
    3. 2.3.盗難が起きていないか確認できる
    4. 2.4.滞留在庫を発見できる
    5. 2.5.利益を正確に把握できる
  3. 3.工場での棚卸しの方法2つ
    1. 3.1.一斉棚卸し
    2. 3.2.循環棚卸し
  4. 4.棚卸しを効率良く行う方法5つ
    1. 4.1.棚卸しリストに画像を載せる
    2. 4.2.シールで印を付ける
    3. 4.3.棚卸しシステムを利用する
  5. 5.まとめ

この記事では、工場で棚卸しを行うことで得られるメリットや、棚卸しを効率良く行う方法について解説します。


工場で行う棚卸しとは

棚卸しとは、在庫の数を確認する作業のことです。製品、部品、原材料など様々な在庫の数を数えなくてはなりません。

■関連記事:

棚卸しのやり方は?棚卸し初心者向け|目的と具体的方法をご紹介!

工場が棚卸しを行うメリット5つ

棚卸しを行うことで、仕入れが適切にできているかチェックできたり、不良品がないか確認できたり、様々なメリットが得られます。工場が棚卸しを行うメリットを5つご紹介します。

仕入れが適切にできているかチェックできる

棚卸しを行うことで仕入れを問題なく適切にできているか確認できます。

棚卸しを行う際に在庫の数を数えます。在庫の数を数えることで仕入れの問題点が発見できます。

たとえば、在庫がたくさんあることがわかれば、仕入れの量が多すぎることがわかります。このように仕入れを問題なく適切にできているか確認でき、改善につなげることが可能です。

不良品がないか確認できる

棚卸しは数を確認するだけでなく、在庫の状態を確認するという目的もあります。

棚卸しを行うときに在庫の状態を1つ1つ確認できるため、不良品がないか確認できます。不良品が見つかった場合はその場で外すことができ、不良品を顧客の元に届けずに済みます。

盗難が起きていないか確認できる

棚卸しを行うことで、盗難が起きていないか確認することも可能です。

棚卸しでは、実際に数えた在庫の数と帳簿の内容を照らし合わせて、在庫数が同じ状態になっているか確認します。

毎回数が異なっていたら、盗難されている可能性があります。状況に応じて監視カメラを設置して確認するなどして、盗難を見つけることができます。

滞留在庫を発見できる

棚卸しを定期的に行っていると、滞留在庫をすぐに発見できます。

滞留在庫とは需要が落ちているもの商品や、売れる見込みが少ない商品のことです。滞留在庫をそのままにしておくと、劣化が進んでさらに価値が下がったり、管理費がかかったりします。

棚卸しを定期的に行うことで、このような滞留在庫があることにすぐに気付いて改善できます。

利益を正確に把握できる

棚卸しを行うことで、正確な利益を把握できます。

損益計算書では売上総利益を記入します。この売上総利益は次の式で求められます。

売上高-(期首棚卸高+当期仕入れ高-期末棚卸高)

期首棚卸高は会計年度の開始日時点での在庫金額で、期末棚卸高は会計年度の期末の在庫金額です。期首棚卸高と期末棚卸高によって売上総利益の金額が変わります。定期的に棚卸しを行うことで、正確な在庫金額を把握できます。

工場での棚卸しの方法2つ

工場での棚卸しの方法には「一斉棚卸し」と「循環棚卸し」の2つの方法があります。それぞれの棚卸しの方法についてご説明します。

一斉棚卸し

「一斉棚卸し」は、在庫を一度に確認する方法です。

棚卸し作業の途中で物が移動しないように、工場が稼働していない状態で行わなければなりません。工場が稼働していない夜間に行ったり、工場の稼働を止めてから行う必要があります。

なるべく短時間で終わらせるために、多くの作業員を集めなければなりません。

循環棚卸し

「循環棚卸し」は、その日ごとに場所を決めて順番に在庫を数えて、数日かけて棚卸しを行う方法です。

少しずつ行うため、一斉棚卸と異なり工場の稼働を止めずに行うことが可能です。

日数はかかりますが、一斉棚卸に比べて1日の作業量が少ないため、棚卸しを行う作業員は少人数で済みます。

棚卸しを効率良く行う方法5つ

在庫の数が多いと棚卸しに多くの時間がかかりますが、やり方次第で棚卸しを効率良く行うことが可能です。棚卸しを効率良く行う方法を5つご紹介します。

棚卸しリストに画像を載せる

棚卸しリストに画像を載せることも棚卸しの効率化につながります。

棚卸しリストに品名や管理番号などの文字情報しか記載されていないと、文字情報だけを元に在庫を特探さなければなりません。「文字を1つ見間違えて違う場所に探しに来てしまった」ということも起きます。

棚卸しリストに画像もあれば、在庫がどのようなものなのか一目でわかります。「小型の部品はこっちの方にあるはず」というように探せるためミスも減ります時間が短縮できます。

シールで印を付ける

チェック済みの在庫にシールで印を付けるようにすることで、棚卸しにかかる時間を短縮できます。

まだ棚卸しをしてチェックしていない在庫を探し出すときに、在庫のラベルに記載された管理番号を見て確認しなければならなりません。そのためチェックすべき在庫を1つ1つ探し出すのに時間がかかってしまいます。

チェック済みの在庫にシールで印を付けることで、在庫を探し出す時間を短縮できます。1周目でチェックした在庫のラベルにシールを貼ります。こうすることで、2周目ではシールが貼られていないものだけをチェックすれば済むようになります。在庫を探し出す時間を短縮できます。

棚卸しシステムを利用する

棚卸し作業を効率化できるシステムを利用する方法もあります。

システムでは、QRコードやICタグを使って棚卸しを効率化できます。棚卸し作業の一部をシステムで自動化することで、棚卸しの効率がアップします。

■関連記事:

エクセルで在庫管理はもう古い?エクセルで在庫管理のポイントと限界点

まとめ

工場で在庫を適切に管理するためには棚卸しが必要です。棚卸しを行うことには、仕入れが適切にできているかチェックできたり、不良品がないか確認できたり、様々なメリットがあります。

在庫の数が多いと棚卸しに多くの時間がかかりますが、やり方次第で棚卸しを効率良く行うことができます。

今回ご紹介した棚卸しを効率良く行う方法を取り入れて、効率良く進めていただければと思います。

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