セキュリティカード紛失対策の為に、おすすめのカード管理方法
セキュリティカードを紛失してしまうと、不法侵入されたり悪用されたりと会社へ悪影響を及ぼす危険があります。
ですがセキュリティカードは会社へ入るのに必要なので毎日持ち歩いていて紛失しやすいものです。
ここでは、社員がセキュリティカードを紛失するのをどうすれば防げるのか、予防策についてご紹介していきます。
目次[非表示]
- 1.社員への指導でセキュリティカードの紛失を防ぐ
- 2.会社側の管理でセキュリティカードの紛失を防ぐ
- 2.1.台帳に記載する
- 2.2.定期的に棚卸しをする
- 2.3.セキュリティカードを持ち帰らせない
- 2.4.入館に指紋認証などを導入する
- 3.セキュリティカードにつけられる紛失防止タグがある
- 4.紛失防止タグのメリット
- 4.1.小さくてコンパクト
- 4.2.アプリの通知で紛失するのを防止できる
- 4.3.サポートデスクが捜索を支援
- 5.紛失防止タグ「MAMORIO Biz」
- 6.まとめ
社員への指導でセキュリティカードの紛失を防ぐ
社員たちへ指導することで個々人で実施し紛失を防止する対策をご紹介します。
セキュリティカードの紛失は、持ち歩いている社員一人一人が気をつける必要があります。
紛失したらすぐに報告させる
社員たちに向けて、セキュリティカードを紛失したらすぐに会社へ報告するように日頃から指導しておきましょう。
セキュリティカードを紛失したら会社にすぐ連絡することで、会社への被害を防ぐことができます。
紛失したら総務が手続きをしてセキュリティカードを無効にすることで不法侵入を防ぎます。
紛失したことを知らせる連絡が早いと、セキュリティカードの無効化を早急にできるので、悪意のある人が不法侵入する可能性が低くなります。
社員の中には入館証を紛失しても「会社に言ったら怒られる」と考えてすぐに会社に報告しないという社員も多いのです。
入館証を紛失したことを会社へ連絡するのが遅れれば遅れるほど、紛失への対応が遅れてしまうので、被害が出る可能性が大きくなってしまいます。
社員たちへ指導する際には、紛失した場合のリスクと合わせて指導しておきましょう。
カードホルダーが破損していないかチェック
セキュリティカードの紛失では、知らない間にカードを落としてしまって紛失するという場合が多いです。
この原因には、セキュリティカードの入ったカードホルダーが破損していてその隙間から落ちてしまうということが多いです。
この対策として、セキュリティカードが入っているカードホルダーは定期的に破損していないか確認して、少しでも破損していれば新しいカードホルダーに交換するようにしましょう。
カードホルダーを首にかける紐も切れにくくて丈夫なものにすることをおすすめします。
セキュリティカードはカバンの落ちにくい場所にしまう
ちゃんとカバンの中に入れてあったのにセキュリティカードを紛失してしまうということもあります。
この原因には、カバンの中からセキュリティカード以外の荷物を出した時に、間違って一緒にセキュリティカードも出てしまい、落として紛失するとことが考えられます。
対策としては、セキュリティカードはカバンの中のチャック付きのポケットなど落ちにくい場所にしまっておくのがおすすめです。
頻繁に出し入れするようなところには入れないようにして、他の荷物と別の場所にしまっておきましょう。
会社側の管理でセキュリティカードの紛失を防ぐ
会社全体で管理することでセキュリティカードの紛失を防止できる対策も多くあります。
台帳に記載する
誰がどのセキュリティカードを持っているのか、台帳に記載しておきましょう。
所有者とカードを台帳で紐づけて管理しておくことで、正確なカード管理をすることができます。
紛失を防止できるだけでなく、退職した人からの返却漏れを防止することもできます。
それぞれのセキュリティカードがアクセスできる範囲についても台帳に記載しておくとより良いです。
定期的に棚卸しをする
定期的に棚卸しをしてセキュリティカードの現物確認をしましょう。
そうすることで、紛失していることにもすぐに気付くことができます。
社員一人一人に棚卸し作業を行ってもらうと、社員たちの管理意識を向上させることにもつながります。
関連記事:会社の備品を紛失した時の対応|役立つ紛失防止・予防策をご紹介
セキュリティカードを持ち帰らせない
社員にはセキュリティカードを持ち帰らせないようにするというのは、セキュリティカードを紛失するリスクを減らすのにとても有効です。
例えば100人の社員がいた場合に、100人全員がセキュリティカードを持ち帰ると100人全員にセキュリティカードを紛失するリスクがあることになります。事実SNSなどにカード情報をアップしてしまったケースなど最近はあとをたちません。
ですがセキュリティカードを持ち帰る人を10人とした場合には、100人にあったリスクを1/10にまで減らすことができます。
セキュリティカードを紛失する頻度が多いのは、飲み会で酔っぱらってしまった場合なので、飲み会がある日にはとくにセキュリティカードは持ち帰らないようにさせると良いです。
社員全員がセキュリティカードを会社に置いていくことはできないので、特定の人だけ持ち帰ることになります。
代表してセキュリティカードを持ち帰った人は、他の社員よりも早めに出社するようにすればOKです。
セキュリティカードを持ち帰る人は、部や課、プロジェクト単位で分けて当番制にしたりして変更して対応していくのがおすすめです。
会社に置いておくセキュリティカードは、社内のセキュリティボックスなどに入れ厳重に管理しておくことも大切です。
入館に指紋認証などを導入する
セキュリティカードの紛失を防ぐ有効な方法には、会社に指紋認証や静脈認証などの設備を導入するという手段もあります。
セキュリティカードを紛失して盗まれてしまうと誰でも入れてしまい不法侵入につながります。
これによって起こる機密情報の漏洩を防止するために、指紋認証などのような高度なセキュリティは有効です。
指紋認証や静脈認証など人の生体的な特徴や特性を使うことで本人認証を行う方式のことを「バイオメトリクス」と言います。
バイオメトリクスによる本人認証は偽造することも非常に難しいので、とても高度なセキュリティとなっています。
バイオメトリクスによる本人認証では、セキュリティカードを所持していると起こりがちな紛失、盗難、なりすましなどの問題を防止することができます。
このことから、指紋認証のようなバイオメトリクによるバイオメトリクを利用する会社が増えていっています。
セキュリティカードにつけられる紛失防止タグがある
セキュリティカードの紛失を防止する方法として、セキュリティカードにつけられる紛失防止タグというものもあります。
会社に大きな設備を導入するのには大きな手間やコストがかかりますが、紛失防止タグならすぐに利用できます。
紛失防止タグのメリット
紛失防止タグのメリットについてご紹介します。
小さくてコンパクト
紛失防止タグはコンパクトな紛失防止デバイスです。
小さくて薄いタグ型、貼って使えるシール型など、コンパクトで邪魔にならずに紛失防止対策ができます。
アプリの通知で紛失するのを防止できる
セキュリティカードに紛失防止タグを取り付けると、セキュリティカードが一定の範囲内から離れると、スマホにアプリの通知がきて知らせてくれます。
外出先で置き忘れたり落としたりして紛失するのを未然に防ぐことができます。
サポートデスクが捜索を支援
セキュリティカードを紛失してしまった場合にも、専門のサポートデスクが捜索するのを支援してくれるので、紛失によって起こるトラブルや被害を防ぐことができます。
紛失防止タグ「MAMORIO Biz」
紛失防止タグの一つとして「MAMORIO Biz 」をご紹介します。
「MAMORIO Biz 」は紛失防止デバイス「MAMORIO」を利用した備品の紛失を防止できる法人向けのサービスです。
MAMORIOを利用している法人は1,500社以上あり、施工事業からシステム会社まで幅広い業界から高く評価されています。
2018年度日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、グッドデザイン賞、日本テクノロジー Fast50 12位など、様々な賞を受賞しています。
世界最小クラスのコンパクトな紛失防止タグで、薄いタグ型も貼って使えるシール型もあります。
紛失時のアプリ通知機能も備わっています。
詳細はこちらから
まとめ
ここでは、社員がセキュリティカードを紛失するのを防ぐ予防策についてご紹介しました。
セキュリティカードを紛失してしまうと、不法侵入や悪用など会社へ悪影響を及ぼすリスクが出てきます。
ですがセキュリティカードは会社へ入るのに必要なので毎日持ち歩いていて紛失しやすいものです。
社員へ指導して一人一人が意識して実施する予防策、会社側の管理による予防策とありますが、どちらも大切です。
ぜひこの記事の内容を参考にして取り入れてみてください。