
工具管理をより効率化|タグの導入で紛失・盗難を防止する方法
工具はしっかり管理して紛失を防ぐことが必要です。
ですが工具の管理では「正確に管理できない」「手間がかかる」といった問題があります。
そこで、この記事ではICタグを導入することで紛失を効率良く防止する方法をご紹介します。
工具の管理で悩んでいる人はぜひ参考にどうぞ。
目次[非表示]
- 1.工具を管理して紛失を防ぐ必要がある
- 2.工具管理の重要性
- 3.工具管理に多い悩み
- 4.ICタグで双方の悩みを解決できる
- 5.現場と管理者それぞれのメリット
- 6.工具管理タグ「MAMORIO」
- 6.1.MAMORIOのメリット
- 6.1.1.通知で紛失を未然に防げる
- 6.1.2.紛失しても記録で場所を特定できる
- 6.1.3.「みんなで探す機能」ではみんなで探して見つけられる
- 6.1.4.小さいので邪魔にならない
- 7.工具の管理に、紛失防止システム「MAMORIO BIZ」
- 8.MAMORIO Bizの製品をご紹介
- 8.1.タグ型のMAMORIO S
- 9.MAMORIO Bizのメリット
- 9.1.小さくてコンパクト
- 9.2.アプリの通知によって紛失を防止できる
- 9.3.法人に合ったサポートが充実
- 10.まとめ
工具を管理して紛失を防ぐ必要がある
工具はしっかり管理して紛失を防ぐ必要があります。
誰でもうっかり置き忘れてしまうということはありますが、工具を使う現場ではこのようなうっかりは許されません。
工具をうっかり置き忘れるようなことがあると、現場によっては備品や費用の損失だけでなく、大きな事故につながる可能性があるからです。
そのため工具は厳密に管理していくことが必要とされます。
工具管理の重要性
工具を紛失することによって発生するリスクについてご説明します。
工具を紛失するリスクが最も大きいのは航空業界です。
「工具を置き忘れてしまった」というようなことが重大な事故につながる理由について、この航空業界を例にご説明します。
例えば航空機整備をしている現場で工具を紛失してしまった場合には、紛失した工具が風で巻き上げられて何かにぶつかったりエンジンに巻き込まれると、飛行機の重大な事故につながる危険性があります。
そのためたくさんの業界の中でも航空業界はとくに工具の管理を徹底していて、工具を紛失した場合には見つかるまで徹底的に探します。
工具管理に多い悩み
業界に限らず、工具を使う業界では工具を紛失することはしっかり防止していく必要があります。
そのため多くの企業では工具の紛失を防止するために管理を行っていて、エクセルや紙で管理用の台帳を作成し、持ち出す時や返却する時に目視で工具のチェックをしています。
このような業務において、工具を使用する現場と管理者でそれぞれ異なる悩みが発生しています。
現場の悩み
持出す時と返却する時に工具を1つ1つ確認するので手間がかかる
紛失した可能性のある工具を探すのが大変
管理者の悩み
誰が、いつ、どの工具を持ち出しているのか、いつ返却されるのか把握できない
台帳への記入漏れが多くて正確な情報が把握できない
このように管理者は「正確に工具の状況を把握したい」と考えていて、現場は「工具のチェックに手間をかけたくない」と考えていて、相反する悩みがあることがわかります。
ICタグで双方の悩みを解決できる
ICタグを活用すると手間をかけずに正確に工具管理をすることができます。
ICタグでは離れた距離から複数ある工具を一括で読み取ることができるのです。
そのため目視で1つ1つ確認していた作業が、ICタグを一括で読み取るだけで簡単に済みます。
ICタグを活用することで早く正確に工具のチェックが行えるようになるのです。
現場と管理者それぞれのメリット
ICタグで工具管理を行うと得られるメリットについて、現場のメリットと管理者のメリットをそれぞれご紹介します。
現場のメリット
ICタグを工具に取り付けることで、たくさんある工具をまとめて一括で読み取ることができるようになるので、持ち出す時や返却する時の工具のチェックが楽になります。
読み取るだけの作業になるので、工具のチェック作業が短時間で済みます。
工具を紛失した場合には、ICタグリーダを使って工具を探すことも可能なので、簡単に紛失した工具を探せるようになります。
管理者のメリット
現場の従業員が工具に取り付けたICタグを読み取ると、誰が、いつ、どの工具を読み取ったのかが自動で登録されるので、管理者の管理作業も楽になります。
工具管理タグ「MAMORIO」
紛失防止タグには様々な商品がありますが、その中の一つとして「MAMORIO」をご紹介します。
MAMORIOは2018年度日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、グッドデザイン賞、日本テクノロジー Fast50 12位など、たくさんの賞を受賞している商品です。
世界最小クラスのコンパクトなサイズのICタグで、薄いタグ型や貼って使えるシール型もあります。
MAMORIOのメリット
MAMORIOのメリットをご紹介します。
通知で紛失を未然に防げる
工具を紛失してタグを取り付けた物から自分が離れると、スマホに通知で知らせてくれるので、紛失を防ぐことができます。
通知が来るタイミングはアプリで変更できるので、自分に合わせたタイミングでの通知に設定できます。
紛失しても記録で場所を特定できる
1時間ごとにタグを取り付けた物の位置情報を記録しています。
MAMORIOとスマホが「どこで接続しているのか」を1時間ごとにログとして記録しているので「いつどこに工具があったのか」が記録されています。
紛失した時にもこのログを確認することで「どの時点で工具がなくなったのか」がわかります。
通信が途切れた時点の位置を元にして、紛失した工具を探すことができるので、失くしたとしても発見しやすくなっています。
「みんなで探す機能」ではみんなで探して見つけられる
工具を紛失したら、自分で探すだけでなく周りの従業員に協力してもらってみんなで工具を探せる機能もあります。
「みんなで探す機能」では、自分が紛失したタグが他のMAMORIOユーザーの通信圏内に入ると、紛失した自分へ紛失したタグがある場所が通知されるようになっています。
アプリから「みんなで探す」というところをONにするとこの検索機能が使えます。
小さいので邪魔にならない
MAMORIOは世界最小クラスのコンパクトなサイズの紛失防止タグでとても小さいです。
タグのサイズは縦35.5mm × 横19mm × 厚さ3.5mmとなっていて、10円玉より少し大きいくらいのサイズなので邪魔になりません。
重さについても3gと軽いので重さを感じることも無く、工具に付けても負担になることなく使えます。
本体には穴が空いていて、キーホルダーのように取り付けることができます。
シール型のタイプもあり、こちらのサイズは縦24mm × 横36.2mm ×厚さ3.4mmとなっています。
キーホルダーのように取り付けられないような工具にも、簡単に張り付けることができます。
工具の管理に、紛失防止システム「MAMORIO BIZ」
「MAMORIO Biz 」は紛失防止デバイス「MAMORIO」を利用した法人向けの備品の紛失を防止できるサービスです。
取り付けるタグ型と這って使えるシール型があり、パソコンやUSBの他、IDカード、鍵、など管理したい備品に取り付けて使えます。
専用のアプリをスマホでダウンロードして、簡単なセットアップを行うと使い始めることができます。
MAMORIOを利用している法人は1,500社以上あり、施工事業からシステム会社まで幅広い業界から安全性やデザイン性が高く評価されています。
経済産業省が主催するプログラム「J-Startup」の採択を始め、グッドデザイン賞、2018年度 日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2018年 日本テクノロジー Fast50 12位など、様々な賞を受賞しています。
MAMORIO Bizの製品をご紹介
MAMORIO Bizでは、それぞれの用途に合わせて「タグ型」と「シール型」の2種類のタイプがあります。
タグ型のMAMORIO S
備品に取り付けるタグ型のMAMORIO S は、様々な備品に付けて利用できます。
価格:3,000 円(税抜) / 個
サイズ:35.5mm x 19mm x 厚さ 2.8mm
重さ:2.4g
電池寿命:約1年間
シール型のMAMORIO FUDA
備品に貼って使えるシール型の MAMORIO FUDA は、タグ型のタイプが付けられないパソコンなどの機材に貼って利用できます。
価格:3,000円(税抜) / 個
サイズ:24mm x 36.2mm x 厚さ 3.4mm
重さ:3.4g
電池寿命:約1年間
参考:その他製品詳細についてはこちら
MAMORIO Bizのメリット
MAMORIO Bizのメリットについてご紹介します。
小さくてコンパクト
MAMORIOは、世界最小クラスのコンパクトな紛失防止デバイスです。
小さくて薄いタグ型、貼って使えるシール型など、利用する備品やシーンに合わせてコンパクトで邪魔にならずに紛失防止対策が可能になります。
アプリの通知によって紛失を防止できる
MAMORIOを取り付けた備品が一定の範囲内から離れると、スマホに通知がきて知らせてくれます。
営業先など外出先で置き忘れてしまうことで紛失するのを未然に防ぐことができます。
法人に合ったサポートが充実
紛失してしまった場合にも、専門のサポートデスクが捜索を支援するので、紛失によって起こるトラブルを最小限におさえることができます。
他にも法人向けならではの便利なサポートが充実しています。
参考:その他サポート詳細についてこちら
まとめ
この記事ではICタグを導入することで紛失を効率良く防止する方法についてご紹介しました。
工具はしっかり管理して紛失を防ぐことが必要ですが、従来の管理方法では「正確に管理できない」「手間がかかる」といった問題があります。
ICタグを導入することでこのような問題を解決してスムーズに工具の管理ができるようになるので、工具の管理で困っている人はICタグの導入を検討してみてください。