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ロケーション管理とは?|倉庫や物品を効率的な管理する方法

ロケーション管理では物品を置く場所を管理します。ロケーション管理を導入することで、ピッキング作業の効率が向上し、物品を探し回る苦労もなくなります。しかしロケーション管理にはデメリットもあります。


この記事では、ロケーション管理の概要や、行う方法、メリット・デメリットについてご説明します。

目次[非表示]

  1. 1.ロケーション管理とは
  2. 2.倉庫や物品管理での実施方法
    1. 2.1.固定ロケーション
    2. 2.2.フリーロケーション
  3. 3.ロケーション管理のメリット
    1. 3.1.作業の効率が向上する
    2. 3.2.物品を探し回ることがなくなる
  4. 4.ロケーション管理のデメリット
    1. 4.1.作業と保管の効率を保つのが難しい
    2. 4.2.ロケーション体制を変更する度に効率が落ちてしまう
  5. 5.まとめ


ロケーション管理とは

「ロケーション」は物品を置く場所のことで、ロケーション管理とは物品を置く場所を管理することです。


倉庫にたくさんの種類の物品を保管する場合、ピッキングをする時の効率を考えた置き場所に保管します。この物品はこの場所に保管されているというデータを管理します。物品を保管する場所には番地が割り振られています。


ロケーションを決めることによって、ピッキングをするときに物品を探して歩き回る必要がなくなります。ロケーションを適切に管理することは倉庫管理において大切です。

倉庫や物品管理での実施方法

倉庫や物品管理で実施する主な方法を2つご紹介します。自社に合った方法を見つけてみてください。

固定ロケーション

固定ロケーションは、物品を置く場所が固定されている方法です。例えば物品Aは倉庫内のAブロック、物品Bは倉庫内のBブロックなど、決められた位置に物品を保管します。


物品ごとの配置場所が決まっているため、ピッキングをするときも簡単に物品を見つけられます。物品の種類がそこまで多くない場合は固定ロケーションがおすすめです。


ただし一度決めたら配置場所を変更できないため、物品の種類が増えたら別の倉庫を新たに用意しなければならないこともあります。今後物品の種類が増える予定はないかどうか確認しましょう。

フリーロケーション

フリーロケーションは、物品の場所を固定しないで、倉庫内の空いているスペースに物品を置く方法です。固定ロケーションでは前もって物品の配置場所を決めておきますが、フリーロケーションでは空いたスペースに物品を配置します。そのためその時によって物品の配置場所が異なります。


フリーロケーションでは入庫する度にどこに物品を保管するのか決める必要があるため、保管場所を管理するためのロケーション管理システムが必要になります。そのためロケーション管理システムの導入費用や設備費用がかかります。


その代わりシステムが自動で管理してくれるので、作業の手間が省けます。手動で作業しなければならない作業を自動化できるため、結果コストダウンにつながることもあります。

■関連記事:物品管理とは?|会社・工場での物品管理のコツや改善方法、役に立つアプリなどをご紹介

ロケーション管理のメリット

ロケーション管理を導入することには、作業の効率が向上する、物品を探し回る苦労がなくなるといったメリットがあります。ロケーション管理のメリット2つについてご紹介します。

作業の効率が向上する

ロケーション管理をすることで作業の効率が大きく向上します。


同じ物品が倉庫内のあちこちに配置されていたら、ピッキングの際にどちらの場所に物品を取りに行けば良いのか迷ってしまいタイムロスにつながります。


1つの物品が1つの場所に保管されていれば、迷わず物品を取りに行けます。特徴が似ている物品を近くに配置することで、より物品管理の効率が向上します。


ピッキングの効率化は倉庫での業務をスムーズに進める上で重要です。1日に何度も同じ作業を繰り返す場合、その1種類のピッキング作業の時間を短縮できれば、大幅に時間が短縮できます。

物品を探し回ることがなくなる

倉庫内のどこにどの物品があるのかが明確になることで、物品を探して倉庫内を歩き回ることがなくなりスタッフの負担が軽減されます。


倉庫内の物品の保管場所が決められていないと、どこに何があるのかわからないため、物品を探し回ることになり多くの時間がかかってしまいます。とくに新人スタッフであれば探すのにより多くの時間を費やすことになります。


前もって倉庫内のどの位置にどの物品を保管するのか決めて保管しておくことで、どこに何があるのかが明確になります。そのためすぐに物品が見つけられるようになり、倉庫内を歩き回る負担がなくなります。

ロケーション管理のデメリット

ロケーション管理を行うことで倉庫作業を効率化できますが、デメリットもあります。主なデメリットは作業と保管の効率を保つのが難しいことと、ロケーション体制を変更する度に効率が落ちてしまうことです。2つのデメリットについても確認しておきましょう。

作業と保管の効率を保つのが難しい

ロケーション管理は業務効率を大幅に効率化できる方法ですが、作業と保管の効率を保ち続けるのが難しいです。ロケーション管理を導入するときには運用に関わるスタッフ全員に周知しますが、人が業務を進めるため長期間業務を続ける中で定められた作業手順と異なる手順で業務を進めてしまう人が出てくる可能性があります。


また固定ロケーションを導入したあとは、事業が拡大する度に物品が増えて倉庫のスペースが広くなります。こうなるとピッキングする範囲が広がります。フリーロケーションの場合も導入から時間が経つにつれて同じ物品が倉庫内のあちこちに散らばる可能性があります。こうなるとどこから物品を取り出せばよいのかわからなくなってしまいます。

ロケーション体制を変更する度に効率が落ちてしまう

ロケーション管理の体制を変更すると、新しい体制に慣れるまでの間は作業スタッフの作業効率が落ちると考えられます。何度もロケーション管理の体制を変更すると作業スタッフたちの混乱につながるため、自社にとって最も効率のよい方法を見極めて統一することが重要です。


固定ロケーションからフリーロケーションへ変更する場合は、決まった場所に物品を取りに行く体制から、物品の位置が毎回変わる体制に変更されるため、最初はピッキングに時間がかかってしまいます。


逆にフリーロケーションから固定ロケーションに変更する場合は、導入までの準備が煩雑になる可能性があります。フリーロケーションによって倉庫内のあちこちに散らばった物品を一カ所に集めなければなりません。


作業中に物品の数が合わなくなるなどのトラブルが発生することもあります。そのため体制を変更する作業には慎重に取り組みましょう。

まとめ

ここまでロケーション管理の概要や、行う方法、メリット・デメリットについてご説明しました。


ロケーション管理を導入することで、ピッキング作業の効率が向上し、物品を探し回るスタッフの苦労をなくせます。


しかしロケーション管理にはデメリットもあり、作業と保管の効率を保つのが難しく、ロケーション体制を変更する度に効率が落ちてしまうという問題もあります。


ロケーション管理を導入する場合はメリットとデメリットを考慮して検討しましょう。

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