情報漏洩の原因TOP3を紹介|これだけ意識すれば改善が見込める対策案
企業の情報漏洩は時々ニュースで目にしますが、このような情報漏洩が起こると企業の存続に関わることになります。
情報漏洩を防ぐためには、情報漏洩の原因を知って対策をすることが大切です。
ここでは情報漏洩につながることの多い原因TOP3と効果的な対策をご紹介します。
目次[非表示]
- 1.情報漏洩の原因TOP3
- 1.1.第1位:誤操作
- 1.2.第2位:紛失
- 1.3.第3位:不正アクセス
- 2.情報漏洩の意識的な対策
- 2.1.経営陣から社員まで全員が意識を変える
- 2.2.情報漏洩のリスクを頭に入れておく
- 2.2.1.個人情報が悪用される
- 2.2.2.会社の信用が低下する
- 3.情報漏洩の行動的な対策
- 3.1.うっかりミスを防ぐ
- 3.2.メール送信の対策
- 3.3.FAX送信の対策
- 3.4.ルールを決めておく
- 3.5.外部へ情報を持ち出す場合には事前に申請する
- 3.6.申請する時に対応策と責任の所在を確認させる
- 3.7.紛失を防止できる「紛失防止タグ」を導入する
- 3.8.通知で紛失を未然に防げる
- 3.9.紛失しても記録で場所を特定できる
- 4.紛失防止タグ「MAMORIO」
- 5.情報漏えい防止に、紛失防止システム「MAMORIO BIZ」
- 6.MAMORIO Bizの製品をご紹介
- 6.1.タグ型のMAMORIO S
- 7.MAMORIO Bizのメリット
- 7.1.小さくてコンパクト
- 7.2.アプリの通知によって紛失を防止できる
- 7.3.法人に合ったサポートが充実
- 8.まとめ
情報漏洩の原因TOP3
情報漏洩の原因TOP3をご紹介します。
以下にご紹介するTOP3の原因がほとんどの情報漏洩の原因を占めています。
第1位:誤操作
メールやFAXで宛先を間違えてしまったり、メールの宛先をBCCではなくCCに設定してしまうことで全ての宛先を載せて送信してしまうというようなものです。
第2位:紛失
個人情報を置き忘れたりして紛失するというものです。
レストランや電車の中などに置き忘れるという個人的な管理不足が主な原因となっています。
第3位:不正アクセス
企業の外部の第三者が、ネットワークを経由して不正アクセスすることによって個人情報が漏洩するものです。
ネットワークのアクセス制限を突破して企業の個人情報を盗まれるというようなケースがあります。
情報漏洩の意識的な対策
情報漏洩を防ぐための意識的な対策をご紹介します。
経営陣から社員まで全員が意識を変える
営陣から社員まで企業全体で情報漏洩についての意識を高める必要があります。
情報漏洩は他人事ではなく、自分が起こしてしまう可能性があるということを認識する必要があります。
意識を高めるためには、主に以下のことを意識すると効果的です。
- 情報漏洩のほとんどは人間が引き起こす
- データを送信する時はとくにミスが起きやすい
- 何気ない会話も情報漏洩するリスクがある
- 情報を取り扱っている責任は重い
社内教育は一方的なものでは効果がありません。
社員一人一人の意識を高めることが、情報漏洩の対策につながります。
情報漏洩のリスクを頭に入れておく
社員全員に情報漏洩の危険性を周知して、どのようなリスクがあるのかをそれぞれが把握しておくことが大切です。
個人情報が悪用される
情報漏洩して個人情報が悪徳業者の元に渡ってしまったら、不審なダイレクトメールを発送されたり振り込め詐欺に利用されたりして、悪用されることになります。
場合によってはクレジットカード情報を知られてしまう可能性もあり、こうなるとさらに深刻な被害につながります。
会社の信用が低下する
情報漏洩して個人情報が悪用されたら、流出元となった会社のイメージは大きく低下します。
悪用される危険性があるというだけでも、顧客は会社の情報管理体制に不信感を持つのでイメージは低下します。
このような会社の信用の低下は顧客を失うことにつながります。
情報漏洩の行動的な対策
うっかりミスを防ぐ
メールやFaxの送信ミスといったうっかりミスを防ぐ対策をご紹介します。
メールやFaxの送信ミスを100%防ぐことはできませんが、発生する割合を少なくすることはできます。
組織でルールを明確化すると効果的です。
以下に実際にいろいろな企業で行われている対策をご紹介します。
メール送信の対策
【個人での対策】
- メールを作成したら、一息おいてから宛先、CC、BCCを確認する
- 送信する前に内容、添付ファイルを確認する
- 他の人に宛先、内容、添付ファイルを確認してもらう
【組織での対策】
- メールを暗号化する
- 自動送受信を禁止する
- 送信できる添付ファイルの容量を制限する
- 誤送信と気付いた後に対応できるようメーラーを設定する
- 誤送信対策のシステムを導入する
FAX送信の対策
【個人での対策】
送信する前に他の人に宛先、内容を確認してもらう
【組織での対策】
番号入力での送信を禁止して、短縮ダイヤルでの送信を義務にする
FAXの使用を許可制にする
ルールを決めておく
企業全体のルールを明確に決めておいて社員に周知し守らせることで、危機管理体制を向上させます。
総務が主体となって、組織全体のルールを決めて社員たちに周知しましょう。
有効な社内ルールには、例えば以下のようなルールがあります。
外部へ情報を持ち出す場合には事前に申請する
持ち出す情報について個人情報や機密情報といった内容や、持ち出す目的も申請させると効果的です。
申請する時に対応策と責任の所在を確認させる
持ち出す前に情報を紛失した場合の対応策と責任の所在を明確にしておいて、申請する時に確認させるようにします。
紛失を防止できる「紛失防止タグ」を導入する
USBなど個人情報の入った媒体を紛失するのを防げる「紛失防止タグ」というものがあります。
紛失防止タグは、失くしたくない大事な物に取り付けておくことによって、紛失するのを防ぐことができます。
スマホと連動して紛失しそうになったら通知が来るなどの機能があります。
通知で紛失を未然に防げる
落としたりしてタグを取り付けた物が離れると、スマホに通知で知らせてくれるので、紛失するのを防ぐことができます。
タグを取り付けておけば、道で落とした時や、外出先のレストランなどに置き忘れた時にスマホに通知が来て教えてくれます。
紛失しても記録で場所を特定できる
1時間ごとにタグを取り付けた物の位置情報が記録されていて、「いつどこに物があったのか」が記録されています。
紛失した時にもこのログを確認することでどの時点で物がなくなったのかがわかります。
通信が途切れた時点の位置を元にして探すことができるので、失くしたとしても発見しやすくなっています。
紛失防止タグ「MAMORIO」
紛失防止タグには様々な商品がありますが、その中の一つとして「MAMORIO」をご紹介します。
MAMORIOは2018年度日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、グッドデザイン賞、日本テクノロジー Fast50 12位など、多くの賞を受賞している商品です。
世界最小クラスのコンパクトなサイズの紛失防止タグで、薄いタグ型や貼って使えるシール型もあります。
情報漏えい防止に、紛失防止システム「MAMORIO BIZ」
「MAMORIO Biz 」は紛失防止デバイス「MAMORIO」を利用した法人向けの備品の紛失を防止できるサービスです。
取り付けるタグ型と這って使えるシール型があり、パソコンやUSBの他、IDカード、鍵、など管理したい備品に取り付けて使えます。
専用のアプリをスマホでダウンロードして、簡単なセットアップを行うと使い始めることができます。
MAMORIOを利用している法人は1,500社以上あり、施工事業からシステム会社まで幅広い業界から安全性やデザイン性が高く評価されています。
経済産業省が主催するプログラム「J-Startup」の採択を始め、グッドデザイン賞、2018年度 日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2018年 日本テクノロジー Fast50 12位など、様々な賞を受賞しています。
MAMORIO Bizの製品をご紹介
MAMORIO Bizでは、それぞれの用途に合わせて「タグ型」と「シール型」の2種類のタイプがあります。
タグ型のMAMORIO S
備品に取り付けるタグ型のMAMORIO S は、様々な備品に付けて利用できます。
価格:3,000 円(税抜) / 個
サイズ:35.5mm x 19mm x 厚さ 2.8mm
重さ:2.4g
電池寿命:約1年間
シール型のMAMORIO FUDA
備品に貼って使えるシール型の MAMORIO FUDA は、タグ型のタイプが付けられないパソコンなどの機材に貼って利用できます。
価格:3,000円(税抜) / 個
サイズ:24mm x 36.2mm x 厚さ 3.4mm
重さ:3.4g
電池寿命:約1年間
参考:その他製品詳細についてはこちら
MAMORIO Bizのメリット
MAMORIO Bizのメリットについてご紹介します。
小さくてコンパクト
MAMORIOは、世界最小クラスのコンパクトな紛失防止デバイスです。
小さくて薄いタグ型、貼って使えるシール型など、利用する備品やシーンに合わせてコンパクトで邪魔にならずに紛失防止対策が可能になります。
アプリの通知によって紛失を防止できる
MAMORIOを取り付けた備品が一定の範囲内から離れると、スマホに通知がきて知らせてくれます。
営業先など外出先で置き忘れてしまうことで紛失するのを未然に防ぐことができます。
法人に合ったサポートが充実
紛失してしまった場合にも、専門のサポートデスクが捜索を支援するので、紛失によって起こるトラブルを最小限におさえることができます。
他にも法人向けならではの便利なサポートが充実しています。
参考:その他サポート詳細についてこちら
まとめ
ここでは情報漏洩につながることの多い原因TOP3と、情報漏洩を防ぐ効果的な対策についてご紹介しました。
企業の情報漏洩は、個人情報が悪用されたり、会社の信用が低下するというリスクがあり、
場合によっては企業の存続に関わることもあります。
情報漏洩を防ぐために、情報漏洩の原因を知って、しっかり対策していきましょう。