会社や学校支給のポケットWifi、Wifiルーターの紛失|するべき対処を解説
インターネット環境が持ち運べるポケットWi-Fiは便利ですが、コンパクトなサイズなので紛失しやすいのです。
ポケットWiFiを紛失すると、悪用されて情報漏洩につながる危険性があるので、会社のポケットWiFiを紛失することには大きなリスクが伴います。
この記事では、会社のポケットWi-Fiを紛失した時の対処法についてご説明します。
解約時の費用を安く済ませる方法や、ポケットWiFiの紛失を防ぐ対策もご紹介するので、ぜひ参考にどうぞ。
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目次[非表示]
- 1.会社のポケットWi-Fiを紛失した時の対処
- 1.1.1.スマホで探す
- 1.2.2.紛失した可能性のある場所に連絡する
- 1.3.3.上司に報告する
- 1.4.3.利用停止にする
- 1.5.4.警察に紛失届けを出す
- 1.6.5.プロバイダの紛失補償サービスがあるか確認する
- 1.7.6.解約する
- 2.解約時の費用を安く済ませる方法
- 2.1.1.SIMを再発行してもらう
- 2.2.2.ルーターを中古で購入する
- 2.3.3.ルーターにSIMを挿す
- 2.4.端末保証もある
- 3.ポケットWi-Fiを紛失した時の連絡先
- 4.ポケットWiFiを紛失することの危険性
- 5.ポケットWiFiの紛失を防ぐ対策
- 5.1.ポケットWiFiの置き場所を決める
- 5.2.専用のケースに入れる
- 5.3.紛失防止デバイスを取り付ける
- 6.まとめ
会社のポケットWi-Fiを紛失した時の対処
会社のポケットWi-Fiを紛失した場合にすべき対処の流れは以下の通りです。
- スマホで探す
- 上司に報告する
- 利用停止にする
- 警察に紛失届けを出す
- 解約する
対処の流れについて、それぞれ詳しく説明していきます。
1.スマホで探す
ポケットWiFiが近くにある場合は、スマホを使って探しましょう。
ポケットWiFiの電波の範囲は10〜30メートルくらいであるため、電波が届く範囲内にあれば探せます。
ポケットWiFiの電源が入っていて、スマホがWiFiの電波を拾っている場合は、ポケットWiFiが近くにあるということです。
探す時には以下の手順で電波を確認します。
IPhone:設定→WiFi
Android:設定→無線とネットワーク→WiFi
一覧が表示されるので、ポケットWiFiの電波が表示されているかチェックしながら、周りを探しましょう。
表示されていない場合は、ポケットWiFiが近くにない・電源が入っていない・バッテリー切れのどれかであると考えられます。
2.紛失した可能性のある場所に連絡する
ポケットWiFiが近くに無かったら、次は紛失した可能性のある場所に連絡しましょう。
ポケットWiFiをレストランや電車の中に忘れるというケースが多いようです。
1日の行動を振り返り、ポケットWiFiをどこで使ったか、ポケットWiFiを入れているかばんをどこで置いたかなどを思い返してみましょう。
そしてポケットWiFiを紛失した日に訪れたレストランや乗った電車の鉄道会社に問い合わせてみてください。
3.上司に報告する
紛失したポケットWiFiを探しても見つからなかったら、上司に報告しましょう。
言いにくいですが、なるべく早く報告することをおすすめします。
ポケットWiFiを紛失したことと、紛失するまでの経緯を伝えましょう。
関連記事:会社備品を紛失した際の始末書の書き方、テンプレートをご紹介
3.利用停止にする
ポケットWiFiの利用停止の手続きをしましょう。
利用停止の手続きは、ポケットWi-Fiを第三者が勝手に使用できないようにするために必要です。
万が一会社のポケットWiFiを犯罪に使用されてしまったら大変なので、すぐに利用停止の手続きをしましょう。
契約しているプロバイダの連絡先を調べて、紛失したことと、利用停止の旨を伝えてください。
4.警察に紛失届けを出す
交番や警察署へ行って紛失届を提出します。
親切な人がポケットWiFiを拾って、警察へ届けてくれて、落とし物として届けられることは多くあります。
その時に警察から連絡してもらえるよう、紛失届を提出しておきましょう。
警察で見つかった場合は、ポケットWiFiを解約していない状態でサービス再開の手続きを行えば、再びそのまま使えます。
関連記事:セキュリティインシデント対応手順まとめ
5.プロバイダの紛失補償サービスがあるか確認する
ポケットWiFiを紛失してしまった場合、プロバイダの紛失補償サービスを利用できる場合があります。
紛失補償制度があるかどうかはプロバイダによって異なります。もし補償制度があるプロバイダと契約しているなら、紛失補償サービスを利用できます。
紛失補償サービスでは、紛失したルーターを無料で交換してもらえたり、紛失したルーターにかかる解約金を安く抑えられたりします。
6.解約する
ポケットWiFiが見つからなかった場合は、解約しましょう。
紛失した後に利用停止を行っても、停止されるのは利用のみで、料金は停止されません。
解約しなければ契約状態が続いていることになるので、月額料金は請求され続けます。
なのでポケットWiFiが見つからなかった場合は、しっかり解約しましょう。
プロバイダに連絡して、解約したいと申し出てください。
解約手続きの方法が案内されるので、それに従って解約手続きを進めましょう。
ポケットWiFiは解約する時に解約金がかかります。
紛失保証サービスによって他の端末と交換してもらえるプロバイダもありますが、多くの場合は解約金が必要になります。
プロバイダや契約年数によって異なりますが、2年~3年単位での契約が基本です。
初期契約してから最初の期間内に解約した場合は15,000円~20,000円くらいの解約金がかかり、更新後でも更新月以外に解約した場合は10,000円くらいの解約金がかかります。
解約時の費用を安く済ませる方法
解約時の費用を安く済ませる方法をご紹介します。
流れは以下の通りです。
- SIMを再発行してもらう
- ルーターを中古で購入する
- ルーターにSIMを挿す
それぞれ詳しく説明していきます。
1.SIMを再発行してもらう
まずはプロバイダにSIMの再発行をしてもらいます。
ポケットWi-Fi内には通信用のSIMが入っていて、プロバイダに連絡すると、このSIMだけを再発行してもらえます。
再発行にかかる費用はプロバイダによって異なりますが、2,000円~3,000円くらいが相場です。
SIMが手に入れば、あとはポケットWi-Fiに挿すだけです。
2.ルーターを中古で購入する
ポケットWi-Fiのルーターを中古で購入すれば安く済みます。
ルーターは中古市場で人気があるので多くあり、価格は4,000円~6,000円くらいです。
3.ルーターにSIMを挿す
上記の手順でSIMとルーターを入手したら、それらを接続します。
SIMを挿す場所はルーターにより異なり、中古品の場合は取扱説明書が付いていない場合もありますが、ネットで検索すれば見つかります。
SIMを再発行して中古のルーターと組み合わせることで、6,000円~9,000円くらいでポケットWi-Fiを復活させることができます。
費用はかかりますが、解約金に比べるとかなり安く済みます。
端末保証もある
プロバイダによっては、ポケットWiFiを紛失した時のための端末保証サービスを提供しているところがあります。
端末保証サービスでは、ルーターを無料で交換してもらえたり、紛失したルーターの金額を安く抑えられたりします。
ポケットWi-Fiを紛失した時の連絡先
ポケットWi-Fiを紛失した時の連絡先について、主なプロバイダの連絡先をご紹介します。
法人契約の場合は、契約時に登録した担当部門から連絡すると、手続きがスムーズに進みます。
主なプロバイダの連絡先を以下にそれぞれご紹介します。
- ソフトバンク ポケットWi-Fi: 0800-919-0113 24時間
- Y!mobileのポケットWi-Fi:0120-921-156 24時間
- UQ WiMAX:0120-929-818(携帯電話・PHS可) 9:00~21:00(年中無休)
- GMOとくとくBB:03-5456-1090 10:00~19:00(平日)
- Broad WiMAX:0570-783-055 11:00~18:00(月~土 年末年始除く)
- @Nifty WiMAX:0120-50-2210 10:00~19:00(年中無休)
- BIGLOBE:0120-86-0962(携帯電話・PHS可) 9:00~18:00(年中無休)
- カシモ:03-6693-0480 10:00~19:00(年末年始除く)
- ペパボ:問い合わせフォームhttps://www.pepabo-wimax.jp/support#information(電話での問い合わせはできません) 24時間(回答は2営業日以内)
- au Wimax:auショップに行って利手続き
ポケットWiFiを紛失することの危険性
ポケットWiFiを紛失すると情報漏洩につながる危険性があります。
第三者から紛失したポケットWiFiに勝手に接続された場合、共有ファイルの設定をしていると、接続してきた第三者に共有ファイルを見られてしまうかもしれません。
接続を利用してウイルスを送信されてしまったケースもあります。パソコンに侵入してデータを盗まれることもあるので危険です。
ポケットWiFiの紛失が会社に大きな損害与える危険があるので要注意です。
ポケットWiFiの紛失を防ぐ対策
ポケットWiFiの紛失を防ぐための対策をご紹介します。
ポケットWiFiの置き場所を決める
ポケットWiFiの置き場所を決めて、いつも同じ場所に保管することが紛失の防止につながります。
自宅で使用する時は、よく使う機器類の近くを定位置にしたり、使い終わったら毎回充電用クレイドルに戻すようにするのがおすすめです。
持ち歩く時は、カバンのどのポケットに入れるか決めておきましょう。
保管場所を決めておけば、いざという時すぐに探して見つけることができます。
専用のケースに入れる
ポケットWiFiの専用ケースがあるので、用意して入れておくと紛失を防げます。
ポケットWiFiの存在感がアップするので、なくしにくくなります。
ストラップ付きのケースにしたり、キーホルダーを付けておくと効果的です。
紛失防止デバイスを取り付ける
ポケットWiFiに紛失防止デバイスを取り付けることで紛失を防止できます。
紛失防止デバイスの例としてmamorioを紹介します。
ポケットWiFiなど紛失を防止したいものにmamorioを取り付けておくと、スマホで常に位置情報を確認できます。手元から離れた時にアラートが鳴る機能も付いているので、置き忘れて紛失してしまうことがありません。
MAMORIO FUDA はシール型の紛失防止タグなので、Wifiルーターに最適です
まとめ
この記事では、会社のポケットWi-Fiを紛失した時の対処法についてご説明しました。
ポケットWi-Fiはコンパクトなサイズなので紛失しやすくなります。
会社のポケットWiFiを紛失すると、悪用されて情報漏洩につながる危険性があるので、紛失することには大きなリスクがあります。
会社のポケットWi-Fiを紛失した場合は、情報漏洩を防ぐためにも速やかに対処しましょう。