MAMORIOのBluetooth通信を活用し適切なソーシャルディスタンス維持の啓蒙支援と企業内での新型コロナウィルス感染者発生時の濃厚接触想定者特定の支援をサポートします

MAMORIOは数メートルから数十メートル内でのBluetooth通信を用いて、大切な物品の置き忘れ、紛失場所をスマートフォンへお知らせするデバイスです。「みんなでさがす」という独自機能では他ユーザーのスマートフォンとのすれ違いによる相互補助の仕組みを利用しながら紛失物の捜索をすることが可能です。
法人向けサービスの「MAMORIO Biz」はこれら機能に加え、ウェブ上での管理コンソールを追加し、グループ内での利用ユーザーや利用物品のデータ等の一括管理を可能とし、入館証やPCといった重要な企業備品の紛失防止を目的とした製品です。

今回リリースする新機能は、このMAMORIOのBluetooth通信を用いたクラウドトラッキング（すれ違い追跡）の仕組みを応用したものになります。

従来のアプリでは利用ユーザーのスマートフォンと他ユーザーのMAMORIO製品との間ですれ違いによるBluetooth通信があった場合、アプリ内に１日のすれ違い件数としてカウント数を表示しておりましたが、今回のディスタンスレベル表示機能ではこれら他者が携行するMAMORIO製品とのすれ違いを他者との一定距離内における接触と想定し、日常生活における適切なソーシャルディスタンス維持を目的とした啓蒙活動に活用していただくものです。※1,2

また国立感染症研究所が4月２２日に公表した要領によると新型コロナウィルスの濃厚接触者の定義として、「患者が発症する二日前から、一メートル程度の距離で、マスクをせずに十五分以上会話した場合」という３つの要素が一例としてあげられています。企業内で新型コロナウィルスの感染者が発生した場合は、これら条件に当てはまる感染者との社内の濃厚接触者を速やかに特定し、該当想定者には在宅勤務を指示するなどの速やかな指示と対応を行うことが事業継続性（BCP）対策として重要です。
今回の「濃厚接触度測定レポート機能」は、前述のディスタンスレベル機能を応用し社内の従業員間における濃厚接触者の特定をサポートするオプションサービスになります。

通常時は企業で従業員の入館証やIDカードの紛失防止対策としてお使いいただき、万が一社内において新型コロナウィルスの感染者が出た場合は利用企業社様の承諾のもとこれらMAMORIOの過去の検知情報から社内間での詳細なすれ違い情報を分析し、患者が発症する二日前から社内で患者と近接した可能性が高い従業員データを速やかに分析・レポート形式でご担当者様に提出し、濃厚接触者の特定と事業継続性（BCP）対策をサポートするものです。※3

【ディスタンスレベル表示機能について】
・提供方法について
2020年5月11日リリースのiOS版MAMORIOアプリ（Ver4.1.1）よりご利用いただけます。アプリ内のすれ違い件数表示ページ及びウィジェットにてデータを確認いただけます。当該機能はMAMORIO製品を購入せずともアプリだけでも無料でご利用いただけます。※4

【濃厚接触者測定補助レポート機能について】
・提供方法について
法人向け紛失防止ソリューション「MAMORIO Biz」にお申し込み、ご利用いただいた企業様のうち、当該機能オプションについても申し込みの希望を行った企業様

・提供価格について
無償　※5

・申し込み方法
下記申し込みフォームより申し込みください
（折返し当社より詳細をお送りさせていただきます。）

※1 あくまで他者が利用するMAMORIO製品と自身のスマートフォンとのBluetooth通信によるすれ違いをもとにしたディスタンスレベルを表示するもので、実際の感染者とのすれ違いを示したり、具体的な接触回数による感染リスクを定義するものではございません。
※2 すれ違い時のユーザー情報や登録物品の情報が相手に伝わることはありません。また利用者の許諾なくこれらすれ違いのデータが第三者に提供されることはございません。
※3 レポートは、新型コロナウィルス感染者が社内で発生した場合に、要請を受けて登録いただいた企業内の利用ユーザー間での近接データをもとにして作成するレポートになります。MAMORIO一般利用ユーザーとの近接に関するデータは含まれません。
※4 当該機能は社会情勢の変化をふまえまして、予告なくリリース後に機能等を停止/変更をさせていただく可能性がございます。ご了承ください。
※5 通常のMAMORIO Bizの利用費用はかかります。MAMORIO Bizの詳細についてはMAMORIO Biz製品サイトを御覧ください。申し込みが多数あった場合、予告なく提供条件を変更させていただく可能性がございます。ご了承ください。