導入したきっかけ | 全国のトランクルーム「収納ピット」事業の成長に伴う鍵管理の効率化とセキュリティ向上のため |
---|---|
導入した決め手 | 法人向けの管理コンソール機能があり通知機能や持ち出し履歴の管理が容易に行えるため |
導入した結果 | 鍵の紛失防止を実現し業務効率化とセキュリティ意識の向上を実現 |
弊社ではレンタル収納スペースの「収納ピット」を全国展開しておりまして、今現在全国で650箇所ほどの店舗を運営しております。一方でオフィスは大阪と東京の2拠点のみのため、全国の店舗での業務に利用するための多量の鍵管理がとても大変な状況でした。事業が急成長する中で万が一鍵の管理にミスがあると、大事なお客様の荷物を預かるというサービスの信頼を損ねるリスクがあるため、鍵の紛失や管理漏れを確実に防ぐ方法を探していました。
鍵はオフィスの外に持ち出して利用をするため正確な管理が難しく、事業が急成長する中で鍵の種類や量が増えていき、今後紙ベースだけでの鍵管理だけではいつか鍵の紛失や鍵の返却忘れがあってもすぐに気づけない状況が発生してしまうのではないかという課題感がありました。
鍵の紛失や管理漏れを確実に防ぐ方法を探す中で紛失防止タグの存在を知り、まずはMAMORIO Bizとは別の市販されている紛失防止タグを試しました。しかし、個人がそれぞれアプリでタグを管理する形で、紛失防止通知機能が有料であり、PC上で管理できる管理画面がなかったため、弊社のような法人での鍵管理には適さないと分かりました。その後に法人向けの「MAMORIO Biz」に出会い、会社全体の単位で鍵を管理できるという点に魅力を感じ導入を決めました。
まず、業務で活用する鍵やタブレットなどの重要な物品にMAMORIOタグを装着しています。鍵を会社から持ち出す際や返却をする際には、QRコードをスキャンしてデータとしても記録を残すことで、持ち出した鍵の状態を管理できるようになっています。また、各物品の位置情報についてもオフィス内に設置したMAMORIO SPOTの受信機で定期的に確認しています。特に夕方の業務終了の時間帯で全ての物品がオフィスに戻っているかを通知で確認し、通知の時点でオフィスに帰社できていない場合は、持出中の担当者から通知のあった物品を持っていることの報告をし、全ての物品の確認ができるような体制にしています。
鍵を持ち出した際に鍵の位置情報がわかるというのはもちろん重要なのですが、夕方の業務終了後に鍵がオフィスに戻っておらず、オフィスに設置したMAMORIO SPOTが鍵を検知していない状況であれば、毎日通知を送るという機能が、ダブルチェックの役割を果たしておりとても助かっています。
今まで鍵を持ち出している間、各人に委ねていた鍵の管理を会社がデータでもしっかり管理ができる状態になったことはセキュリティの上でとてもよかったと思います。事業が急成長する中で、目視での確認に頼るしかなかった全国の店舗の鍵の管理についてもデータでの管理を実現し管理コストが減ったことも成果と考えています。また現在まで鍵の紛失は起きていませんが、万が一 紛失が起きた場合は捜索に発生するであろう多大な対応コストについても削減ができていると感じます。また鍵以外にもお客様との契約で使うタブレットなどでも利用をしているのですが、こうした重要な物品の持ち出しに関しても社員の意識が変わりました。MAMORIO Bizの導入により、重要な物品の持ち出しに際して「これは絶対になくしてはいけないもの」という意識が高まり、口頭での説明に加えて会社のセキュリティレベルも上がったと感じています。
鍵を持ち出した際の位置履歴がデータで確認できるので、例えば安全対策などの観点から、一定時間以上同じ場所で鍵の位置の変化がなければ本部で異常通知を受取り、何かトラブルや問題が発生していないか確認をしすぐに対処をする、といった鍵の管理に加えて安全確認としての運用のようなことができないか考えています。
管理画面からチャットで質問や問い合わせをさせていただくことが多いのですが、 とても早い対応 をいただき、営業担当者にちゃんと繋がりましたか?、連絡はきましたか?といったことまで丁寧に対応いただいたりと助かっています。以前タグの登録に問題があり、結果的に鍵の紛失はありませんでしたが、緊急でご対応をいただいたことがとても助かりました。
現在およそ50人ほどが鍵を持ち出す際にMAMORIO Bizを使っているのですが、その際にスキャンして使うQRコードに複数種類がありわかりづらいという声がありました。また現在のタグは少し厚みがあるので、PCやタブレットのような電子機器にも張りやすい薄いタイプのタグの提供を期待しています。それから、タグの電池交換が必要になった際新しい電池が入ったタグと交換するオプションや、電池交換自体をサポートしていただけるととても助かります。
現在「収納ピット」の店舗数は650店舗ほどですが、今後店舗数をどんどん拡大しようとしているので、管理をすべき対象もさらに増えていき管理が大変になっていくと思います。もちろん人の手による目視での確認も大切なんですが、MAMORIO Bizのようなシステムやデータによる自動的な管理もあることでよりよい成果が生まれることを期待したいです。
インタビューは以上になります。ありがとうございました。
株式会社アンビシャスは、トランクルーム「収納ピット」、及び同FC本部の運営を行っています。収納ピットは、全国に650店舗以上あり、屋内型トランクルームの拠点数No1 となっています。
独自のファブレスメーカー機能を有し、テクノロジーとマーケティングへの注力を武器に、より近く・より便利な「第2のクローゼット」として、地域の方々の住環境の改善に取り組んでいます。
◎収納ピット
◎株式会社アンビシャス
Copyright© 2019 MAMORIO,Inc. All Rights Reserved.